2025年12月3日 3時58分
トランプ大統領、次期FRB議長を「来年早々」に発表すると表明
トランプ大統領は、次期FRB議長を来年早々に発表すると述べた。ホワイトハウスで開いた閣議で「FRB新議長の人選を、恐らく来年早々に発表する」と表明。選考過程を統括するベッセント財務長官はこれまで、クリスマス前後に公表される可能性があると述べていた。
トランプ大統領は11月30日に誰を指名するか既に自信の中では決まっていると記者団に述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
パウエル現議長の任期が満了となる来年5月を前に、トランプ大統領にはFRBを刷新する最大の機会が訪れている。パウエル議長は利下げが遅く、臆病だとトランプ大統領は批判を繰り返し、次期議長には強力な利下げ推進を期待しているとほのめかしている。
トランプ大統領はこの日も同様の批判を行い、パウエル議長は「頑固な牛だ。恐らく、米国の大統領のことは好きではないだろう」と語った。
パウエル氏はFRB議長としては任期満了となるが、理事としての任期は2年余り残っており、理事会に留まることも可能だ。
一部報道ではハセット国家経済会議(NEC)委員長が次期議長の最有力候補に浮上していると伝えている。。ただ、トランプ大統領は予想外の人事や政策を決めることで知られており、公表されるまで指名は確定とは言えない。このほか最終候補には、ウォラーFRB理事やボウマン副議長(銀行監督担当)、ウォーシュ元FRB理事、ブラックロック幹部のリーダー氏らが残っている。
株探ニュース
トランプ大統領は11月30日に誰を指名するか既に自信の中では決まっていると記者団に述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
パウエル現議長の任期が満了となる来年5月を前に、トランプ大統領にはFRBを刷新する最大の機会が訪れている。パウエル議長は利下げが遅く、臆病だとトランプ大統領は批判を繰り返し、次期議長には強力な利下げ推進を期待しているとほのめかしている。
トランプ大統領はこの日も同様の批判を行い、パウエル議長は「頑固な牛だ。恐らく、米国の大統領のことは好きではないだろう」と語った。
パウエル氏はFRB議長としては任期満了となるが、理事としての任期は2年余り残っており、理事会に留まることも可能だ。
一部報道ではハセット国家経済会議(NEC)委員長が次期議長の最有力候補に浮上していると伝えている。。ただ、トランプ大統領は予想外の人事や政策を決めることで知られており、公表されるまで指名は確定とは言えない。このほか最終候補には、ウォラーFRB理事やボウマン副議長(銀行監督担当)、ウォーシュ元FRB理事、ブラックロック幹部のリーダー氏らが残っている。
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