ワシントン中心部にあるホワイトハウスの周辺で２６日、州兵２人が銃撃を受けて死亡した。ウェストバージニア州のモリシー知事が明らかにした。当局者によると、容疑者1人が拘束された。

　首都ワシントン警察はＳＮＳへの投稿で、現場の安全は確保され、容疑者１人を逮捕したと説明した。モリシー知事によると、死亡した２人はいずれも同州出身の州兵で、負傷のため死亡した。

　知事はＳＮＳで「州全体が遺族、縁者、州兵コミュニティーと共に深い悲しみに包まれている。ウェストバージニア州は決して彼らの奉仕と犠牲を忘れない。この凶悪な行為について完全な説明責任を求める」と述べた。

　トランプ大統領はフロリダ滞在中で、容疑者が重傷を負っており、非常に大きな代償を払うことになるとＳＮＳに投稿した。
　
　レビット報道官は声明で、ホワイトハウスは事件を認識しており、状況を注視していると述べた。ケンタッキー州のイベントに出席していたバンス副大統領は、「動機はまだ不明だ。分かっていない点が多い」と述べた。

　なお、この銃撃事件を受け、米政府はワシントンＤＣに州兵５００名を追加派遣するよう命じた。


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