（NY時間12:47）（日本時間02:47）
ジェイコブズ<J>　131.01（-14.05　-9.68%）

　エンジニアリングのジェイコブズ<J>が下落。取引開始前に７－９月期決算（第４四半期）を公表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益は予想を上回った。２６年度通期の１株利益の見通しも予想を上回っている。

　ただ、アナリストは「１株利益の上振れは税効果によるもので、本業は概ね予想通りだった」と指摘。「第４四半期の１株利益の上振れは税率の低下が主因。有利な実効税率で１株利益に０．０９ドルの追い風があった」とコメントしている。

（７－９月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：1.75ドル（予想：1.67ドル）
・売上高：31.5億ドル（予想：31.6億ドル）
・PAコンサルティング受注残：4.15億ドル

（２６年度通期見通し）
・１株利益（調整後）：6.90～7.30ドル（予想：6.98ドル）
・売上高（調整後）：6～10％増
・EBITDA（調整後）マージン：14.4～14.7％

【企業概要】
　米国内外の政府・民間セクターに、持続可能性、重要インフラ、先進製造業などの課題へのデジタル対応ソリューションを提供する。半導体製造の高度な設計とエンジニアリングを含む先進製造業、都市計画、環境、エネルギー、ライフサイエンス、インフラ、輸送、サイバーセキュリティなど広範なサービスに従事。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース