＊ビットコイン（ドル）（NY時間07:45）（日本時間21:45）
95423.81（+1992.83 +2.13%） 高95942.94　安92935.50
円建参考値 1476万9697円（+308450 +2.13%）

＊イーサ（ドル）
3186.24（+114.43 +3.73%） 高3220.40　安3006.10
円建参考値　49万3165円（+17711　+3.73%）

＊ＸＲＰ（ドル）
2.2601（+0.0636 +2.90%） 高2.2811　安2.1652
円建参考値 349.82円（+9.84　+2.90%）

　本日のビットコインは買戻しが膨らんでおり、９万５０００ドル台を回復している。本日東京時間の早朝に９万２０００ドル台まで一時下落し、５月以来の安値を更新していた。さすがに値頃感も出て買い戻しが入っている状況。

　米株式市場が時間外でＩＴ・ハイテク株中心に買い戻しが出ていることで、暗号通貨市場も下げを一服させているようだ。ただ、市場のリスク許容度の低下は変わらず、自律反発の域は出でいない。

　ＩＴ・ハイテク株のバリュエーションへの懸念、ＦＲＢの利下げ期待の後退、政府機関再開後の米経済への懸念などを材料に、リスクセンチメントは悪化したままの状態に変化はない。

　今週は延期されていた９月分の米雇用統計が２０日（木）に発表される。すでに発表になっている９月分のＡＤＰ雇用統計は、雇用者数が予想外の減少となり、米労働市場の冷え込みを示していた。弱い内容も警戒されるが、米雇用統計とＡＤＰ雇用統計は必ずしも傾向が一致するわけではない。もっとも、米政府機関閉鎖前のデータでもあり、予想を上回っても、どの程度の反応を示すかは未知数。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース