ＥＵの金融安定当局者らが、ＦＲＢの資金支援策に代わる仕組みとして、米国以外の中銀が保有するドル資金を共同でプールする案を検討しているという。ロイター通信が関係者の話として伝えた。

　この動きは、トランプ政権下で米国への依存度を下げることを目的としたものとされる。協議はまだ、ＥＣＢの実務担当者レベルで進められており、ユーロ圏内外の中銀が参加しているという。

　ホワイトハウスのデサイ報道官は、「トランプ大統領はドルの強さと影響力を維持することへのコミットメントを繰り返し表明している」と述べた。


株探ニュース