探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  ビットコインは反落 海外市場に入って下げに転じる
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2025年11月11日 21時42分

    ビットコインは反落 海外市場に入って下げに転じる

    *ビットコイン(ドル)(NY時間07:42)(日本時間21:42)
    104767.50(-836.30 -0.79%) 高107475.10 安104737.81
    円建参考値 1615万5149円(-128957 -0.79%)

    *イーサ(ドル)
    3552.54(+11.92 +0.34%) 高3646.79 安3528.66
    円建参考値 54万7801円(+1839 +0.34%)

    *XRP(ドル)
    2.4565(-0.0613 -2.43%) 高2.5690 安2.4402
    円建参考値 378.79円(-9.45 -2.43%)

     きょうのビットコインは反落。海外市場に入って下げに転じている。東京時間に米上院がつなぎ法案を本会議で可決し、米政府機関閉鎖が終結に向かっているとの楽観論が広がっていた。ビットコインも10万7000ドル台まで上昇していたが、その後に戻り売りに押されている。米株式市場が時間外で軟調な値動きをしているほか、投資家からのポジション解消の売りも観測される中、依然として上値は重い印象。

     米国の現物ビットコインETFへの資金流入が、4月16日の底値以降、累計で252億ドルに達した。一方、過去4週間では、ビットコイン価格が10万ドルを一時割り込むまで下落する中、28億ドルの流出が発生。

     ただ、ETFは依然として130万BTC超のビットコインを保有しており、第4四半期における日次取引額も約60億ドルと高水準を維持している。

     11本のETFは、21カ月前のローンチ以降、合計で約600億ドルの純流入を記録し、運用資産残高は最大で1690億ドルに達した。ブラックロックの「IBIT」が、資産残高・資金流入・取引量・オプション取引のいずれでも市場を支配。

     保有者別では、ヘッジファンドを上回って投資アドバイザーが最大のグループとなっている。ETFの多くで売買のスプレッドは依然としてタイトで、ベーシス利回りは1桁台に留まる。先物の建玉動向からは、継続的な資金流入は裁定取引によるものではないことが示唆されている状況。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース