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    2025年10月11日 2時26分

    アプライド・デジタル、決算受け大幅高 ハイパースケーラーとの交渉が最終段階と発表=米国株個別

    (NY時間13:23)(日本時間02:23)
    アプライド・デジタル<APLD> 35.11(+5.82 +19.87%)

     データセンターの設計・開発を行うアプライド・デジタル<APLD>が大幅高。前日引け後に6-8月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。テナント向け設備工事サービスによる一時的な売上で予想を大幅に上回ったと述べている。

     同社はまた、ノースダコタ州にある第2データセンターキャンパスについて、ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)との交渉が最終段階に入っていると発表した。

     「ハイパースケーラーと主要なリース条件の多くで合意し、最終交渉段階にある。このリースが締結されれば、顧客は最大1ギガワット(GW)の容量全体に対する優先購入権を有することになり、これは追加の電力確保を条件とする」と述べた。

     アナリストは「大規模リース契約の正式発表はなかったが、データセンター開発の進行ペースが想定より速いことを示唆している。今後数カ月から来年初めにかけて、同サイトでのテナント契約締結が近づいている可能性がある」と述べた。「9-11月期までにプロジェクト融資と新規リースの両方が完了する現実的な見通しだ」とも語った。

    (6-8月・第1四半期)
    ・1株損益(調整後):0.03ドル赤字(予想:0.13ドル赤字)
    ・売上高:6420万ドル(予想:4610万ドル)
    ・EBITDA(調整後):54万ドル(予想:196万ドル)

    【企業概要】
     北米において次世代データセンターインフラの設計・開発・運用を行う。急成長を遂げる高性能コンピューティング(HPC)およびAI業界向けに、データセンターインフラソリューションを提供し、ブロックチェーンデータセンターホスティング事業とHPCデータセンターホスティング事業を展開する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース