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    2025年9月17日 22時42分

    マンU、決算受け下落 放映収入の大幅減が響く=米国株個別

    (NY時間09:40)(日本時間22:40)
    マンチェスター・ユナイテッド<MANU> 15.58(-0.84 -5.09%)

     英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド<MANU>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を下回った。通期のガイダンスについても売上高見通しを下方修正している。

     商業収入は10%増の3億3330万ポンドと過去最高を記録した一方、リーグ戦での低迷や欧州チャンピオンズリーグ不参加により、放映収入は前シーズン比22%減となったことが響いた。

     同社は声明で「クラブは業務効率を高めるための改革計画を実行しており、その効果は26年度の売上高とコスト基盤に反映される見込みだ」と述べた。

     ピッチ上での不振を背景に、同クラブの財務状況への懸念は強まっている。過去5年間の累積損失は約3億ポンドに達しており、新スタジアム建設計画も控えている。

    (4-6月・第4四半期)
    ・1株損益(調整後):3.16ペンスの赤字(予想:損益均衡)
    ・売上高:1.64億ポンド(予想:1.66億ポンド)
      放送事業:3870万ポンド
    ・EBITDA(調整後):3750万ポンド(予想:4425万ポンド)

    (26年度通期見通し)
    ・売上高:6.4~6.6億ポンド(従来:6.6~6.7億ポンド)
    ・EBITDA(調整後):1.8~2.0億ポンド(従来:1.8~1.9億ポンド)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース