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    2025年8月28日 23時10分

    クックFRB理事、トランプ大統領を提訴 FRBの独立性を巡る争いの幕開け

     住宅ローン申請に虚偽の記載をしたとの理由でトランプ大統領がFRBのクック理事を解任しようとした件で、クック理事は本日、ワシントンの連邦裁判所に提訴した。FRBの独立性を巡る歴史的な争いの幕開けとなる。

     この訴訟は、ホワイトハウスとFRBの対立が激化する中で、大きな注目となる。トランプ大統領は幾度となくパウエル議長に辞任を迫り、利下げを要求してきたが、FRBはこれに抵抗してきた。

     今後数日から数週間の裁判所の判断は、大統領の行動がFRBの独立性を損ない、米国市場の根幹である信用に影響を与えるとの投資家の懸念を強める可能性がある。

     今回の衝突は、連邦住宅金融庁(FHFA)のプルテ長官が、クック理事が2021年にミシガン州とジョージア州の2つの物件についてローン申請を行った際、それぞれを「主たる居住地」と虚偽申告し、有利な融資条件を得たと告発したことに端を発している。申請は僅か2週間の間隔で行われたとされる。


    株探ニュース