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    2025年8月8日 1時47分

    トランプ大統領、インテルCEOに辞任要求 重大な利益相反=米国株個別

    (NY時間12:45)(日本時間01:45)
    インテル<INTC> 19.79(-0.62 -3.04%)

     インテル<INTC>が下落。トランプ大統領が同社のタンCEOが利益相反の状態にあるとして、辞任を求めた。「インテルのCEOには重大な利益相反があり、ただちに辞任しなければならない。それ以外の解決方法はない」と投稿した。

     共和党のコットン上院議員が今週、インテルのイアリー会長に対し、中国の半導体企業や、中国軍と関係を持つ企業への投資などを巡り、タン氏がインテルCEOに選ばれる前に行っていた中国への投資について詳細な説明を求めた。

     特に、タンCEOを10年以上に渡り務めたケイデンス・デザイン・システムズ社が、中国の軍事系大学に製品を販売していたとして懸念を示している。ケイデンス社は7月、米国の輸出管理規制に違反し、中国国防科技大学にハードウエア、ソフトウエアを販売したと認めている。

     アナリストは「すでに脆弱なインテルの再建プロセスに政治的な火種が加わることになる」と指摘。「辞任を求める声が高まることで不確実性が増し、経営立て直しの実行が困難になる恐れがある。インテルがファウンドリー(受託生産)事業の再構築に加え、市場および米政界との信頼回復を図ろうとしている局面においてはなおさらだ」と述べている。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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