米大手証券のアナリストらは、自動運転車の市場規模が２０３０年までに２０００億ドルに達すると予測している。レベル２以上の自動運転機能を備えた車両の販売比率は、２０２４年の８％から２０３０年には２８％に急増すると見込まれる。

　中国は、ＥＶユーザー基盤の大きさとテクノロジーのコスト低下により先行しているが、ＡＩの計算能力とデータの優位性を持つシリコンバレー企業やドイツのビッグ３（ダイムラー、ＢＭＷ、アウディ）は、今後その地位を高める可能性がある。

　また、スマートドライビングによる売上高は２０３５年までに３０００億－４０００億ドルに達すると試算。

　なお、先週の決算を発表したテスラ<TSLA>は、生産面での問題や、トランプ政権による米国のＥＶ（電気自動車）向け優遇策撤廃により、今後厳しい局面が続くとの見通しを示した。

株探ニュース