2025年7月22日 0時19分
ディアに再び注目 ブラジル市場への期待=米国株個別
(NY時間11:18)(日本時間00:18)
ディア<DE> 504.86(+5.04 +1.01%)
農機具のディア<DE>が長く寒い冬の時期を経て、投資家から再び注目を集めている。バロンズ誌が週末のコラムで取り上げた。事業の基礎体力が堅調で、AI活用への取り組みも大きな可能性を秘めているという。米国の農業サイクルが再び活発化しつつある中、仮に米国が伸び悩んでもブラジル事業の好調さが補完すると指摘。
アナリストは「市場は同社の持つ競争優位性の強さを十分に理解していない」と指摘しているという。同社はAIを活用した精密農業に取り組んでおり、種まきの精度を高めて収穫量を増やすツールや、施肥・農薬の必要な場所を診断するAIフィールドツールなどを開発中。
ブラジル市場は同社にとって巨大な成長機会だとも指摘した。ブラジルは気候の関係で欧米とは異なり年2回の大規模な作付けシーズンがあるため、農機具の需要が高くなる。「同地域は今後数年間で、同社の大きな売上および利益に貢献する地域となると見ているという。
【企業概要】
米国内外で、トラクター、コンバイン、収穫機、土壌改良機、播種機などの農業機械を製造・販売する。また、酪農・家畜用機器や芝生用機器の他、土木・建設用機器も取扱う。農業・芝・建設・林業市場向け機器の購入資金を提供・管理する金融サービスにも取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ディア<DE> 504.86(+5.04 +1.01%)
農機具のディア<DE>が長く寒い冬の時期を経て、投資家から再び注目を集めている。バロンズ誌が週末のコラムで取り上げた。事業の基礎体力が堅調で、AI活用への取り組みも大きな可能性を秘めているという。米国の農業サイクルが再び活発化しつつある中、仮に米国が伸び悩んでもブラジル事業の好調さが補完すると指摘。
アナリストは「市場は同社の持つ競争優位性の強さを十分に理解していない」と指摘しているという。同社はAIを活用した精密農業に取り組んでおり、種まきの精度を高めて収穫量を増やすツールや、施肥・農薬の必要な場所を診断するAIフィールドツールなどを開発中。
ブラジル市場は同社にとって巨大な成長機会だとも指摘した。ブラジルは気候の関係で欧米とは異なり年2回の大規模な作付けシーズンがあるため、農機具の需要が高くなる。「同地域は今後数年間で、同社の大きな売上および利益に貢献する地域となると見ているという。
【企業概要】
米国内外で、トラクター、コンバイン、収穫機、土壌改良機、播種機などの農業機械を製造・販売する。また、酪農・家畜用機器や芝生用機器の他、土木・建設用機器も取扱う。農業・芝・建設・林業市場向け機器の購入資金を提供・管理する金融サービスにも取り組む。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース