株探米国株

NYダウ (25日終値)
44,901.92
+208.01
0.46%
S&P500 (25日終値)
6,388.64
+25.29
0.39%
ナスダック総合 (25日終値)
21,108.31
+50.36
0.23%
探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  EDAソフト株が上昇 トランプ政権が対中輸出の規制要件の一部を撤回と伝わる=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2025年7月3日 22時45分

    EDAソフト株が上昇 トランプ政権が対中輸出の規制要件の一部を撤回と伝わる=米国株個別

    (NY時間09:43)(日本時間22:43)
    シノプシス<SNPS> 545.84(+22.73 +4.35%)
    ケイデンス・デザイン<CDNS> 325.76(+14.81 +4.76%)

     シノプシス<SNPS>やケイデンス・デザイン<CDNS>など電子設計自動化(EDA)ソフトを手掛ける企業の株価が上昇。トランプ政権は中国向け半導体設計ソフトウエアの輸出規制に関し、少なくとも輸出ライセンス要件の一部を撤回したと伝わっている。米中が先に合意した貿易枠組み合意を実行するもので、重要技術の取引を巡る規制を緩和。

     米商務省産業安全保障局(BIS)は5月、EDAソフトを提供する主要企業の一部に対し、中国顧客への販売を停止するよう求める書簡を送付していた。米国のこうした措置は、中国がレアアース(希土類)の供給を制限したことへの対抗策の一環だった。

     両国は先週取りまとめた貿易枠組み合意で、中国が約束通りレアアースの輸出承認を迅速化すれば、米側として中国でのプラスチック製造に使われるエタンのほか、半導体設計ソフト、ジェットエンジン部品などの輸出を認めるとしていた。

     両社のソフトは、エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>などの企業向けの最先端プロセッサーのほか、電力制御部品のような単純な部品の設計に至るまで、あらゆる用途に使用されている。

    【企業概要】
    *シノプシス
     エンジニアが集積回路(IC)の設計とテストに使用する電子設計自動化ソフトウェアを開発・提供する。また、より大きなチップ設計の構成要素として使用する設計済み回路、顧客のチップや電子システムの開発を支援する技術サービス、及び様々な業界向けのソフトウェアセキュリティと品質向上ツールを提供する。

    *ケイデンス・デザイン
     米国内外の半導体メーカー・電子機器メーカー等向けに、集積回路(IC)設計やシステム開発に使用されるソフトウェア・ハードウェアの開発・販売を行う。製品は、スマートフォン・ノートパソコン・自動車や自律走行システム・AIシステム等の開発に適応される。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース