2025年6月17日 3時33分
コアウィーブ、5日ぶりに反発 債務調達とAI投資のピークアウトがリスクとの指摘=米国株個別
(NY時間14:30)(日本時間03:30)
コアウィーブ<CRWV> 156.00(+8.81 +5.98%)
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>が5日ぶりに反発。序盤は下げて始まったものの、本日は買い戻しが膨らんでいる。同社株は、3月のIPOから5月以降になって買いを強め、すでにIPO価格の4倍以上まで一時上昇する場面も見られた。
加熱感も指摘される中、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げている。株価は割高な水準にあり、AI投資のピークアウトと債務調達の必要性がリスクとなる可能性があると指摘。
株価は同社の2027年の予想EBITの約25倍で取引されており、短期的な上昇余地の大半が織り込み済みだという。また、今後はチャットGPTなどの企業がAIインフラへの投資を減速させると見ており、投資の伸び率は2025年の65%から2027年には4%に低下する見通しだとも指摘している。同社は成長を維持するために債務による資金調達を必要としており、設備投資の85%を債務で賄っている。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
コアウィーブ<CRWV> 156.00(+8.81 +5.98%)
AI向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>が5日ぶりに反発。序盤は下げて始まったものの、本日は買い戻しが膨らんでいる。同社株は、3月のIPOから5月以降になって買いを強め、すでにIPO価格の4倍以上まで一時上昇する場面も見られた。
加熱感も指摘される中、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げている。株価は割高な水準にあり、AI投資のピークアウトと債務調達の必要性がリスクとなる可能性があると指摘。
株価は同社の2027年の予想EBITの約25倍で取引されており、短期的な上昇余地の大半が織り込み済みだという。また、今後はチャットGPTなどの企業がAIインフラへの投資を減速させると見ており、投資の伸び率は2025年の65%から2027年には4%に低下する見通しだとも指摘している。同社は成長を維持するために債務による資金調達を必要としており、設備投資の85%を債務で賄っている。
【企業概要】
独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース