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    2025年5月12日 22時06分

    日産、国内工場の閉鎖検討と1万1000人の追加人員削減が伝わる

     日産自動車<7201>が、国内工場の閉鎖を検討課題に挙げていると伝わっている。共同通信が伝えた。国内での販売台数が落ち込んでおり、生産能力を適正化するのが狙いだという。労働組合などの強い反発が予想され、調整が難航する可能性がある。

     また、同社は経営立て直しに向けて国内外で1万1000人の追加人員削減を行う方針を固めたと報じられている。NHKが伝えた。人員削減が行われれば、日産全体の従業員の約15%に当たり、これまでの計画とあわせて2万人規模の人員削減になる。

     同社は先月24日、資産価値の見直しに伴う減損損失と構造改革費用などにより、2025年3月期の純損失が過去最大の7000億-7500億円を見込むと発表した。今回報道された追加の人員削減に伴い日産の関連費用はさらに膨らむ可能性がある。

     日産は中国と米国における販売不振により業績が急速に悪化。これまで3工場の閉鎖や9000人の人員削減などのリストラ計画を発表した。日産は明日13日に決算を発表する予定で、トランプ関税や円高進行などの逆風が吹く中、事業再建に向けた道筋を示せるかが注目される。

    株探ニュース