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    2025年5月5日 23時23分

    トランプ大統領、今月に仮想通貨とミームコインで数百万ドルを調達へ

     トランプ大統領は今月、仮想通貨に焦点を当てた2つの夕食会をスケジュールに組み込んでいる。1つは大口政治献金者を対象にしたもので、もう1つはミームコインの億万長者向けとなっている。トランプ大統領は両イベントで数百万ドルの資金を調達する見込み。

     最初のディナーイベントは、1席150万ドルのチケット料金を設定した本日開催の資金調達ディナーで、大統領選の歴史上最も高額なチケット制ディナーの1つとなる。2つ目のイベントは5月22日に開催され、トランプ大統領の内輪へのアクセス権は現金ではなく、ミームコインのトランプ・トークンの保有者に与えられるという。

     MAGA社が主催する「クリプト&AIイノベーターズ・ディナー」は5月5日に開催され、特別ゲストとしてデビッド・サックス氏が参加。彼は同国の仮想通貨とAIの規制再編を支援している人物。

     2回目のガラディナーは今月後半、ワシントンにあるトランプ・ナショナルで開催される。ゲストリストは、トランプ・トークンの作成者が運営するブロックチェーンベースのコンテストで決定される。入場は現金ではなく、ユーザーが保有するトークンの数に基づいて決定される。ただし、細則には大統領へのアクセスを保証する記載はない。

     サイトの利用規約によると、トランプ大統領は出席できない可能性があり、イベントは、いかなる理由でもキャンセルされる可能性がある。その場合、参加者はトランプ大統領のNFTが贈呈される。

     それでも、コンテストはコインの需要を急増させ、その創業者たちの懐を潤していう。トランプ・トークンはディナー開催を発表後、50%以上急騰し、内部関係者や早期支援者が保有するウォレットの紙上の価値を押し上げた。

     仮想通貨の分析企業チェイナリシスが分析したブロックチェーン記録によると、トークンの作成者と関連する実体は、既に取引手数料として3億2400万ドル以上を稼いでいる。これらの手数料は、トークンの組み込みメカニズムを通じて、各取引の一定割合がプロジェクトが管理するウォレットに送金される仕組みから発生している。

     ただし、プロジェクトの公開情報によると、内部関係者はトークンの保有分を現金化するのを少なくとも90日間延期することに同意している。


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