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    2025年5月3日 3時16分

    デマーク氏、米国株の弱気相場入りを予想 S&P500の上昇は停滞近い

    NY株式2日(NY時間14:05)(日本時間03:05)
    S&P500 5692.45(+88.31 +1.58%)

     きょうで9日続伸の米株式市場だが、弱気な見方は依然として多いようだ。チャート分析における世界の第一人者として知られているデマーク氏によると、米国株は再び下落し、数カ月以内には弱気相場に陥る可能性が高いと述べている。

     同氏は半世紀にわたるチャート分析から導き出した数学的な関係性に基づいて、市場の動向を予測するシステムを採用している。特にトレンドの終了に注視しており、モットーは「相場は明るいニュースで天井を付け、悪いニュースで底を打つ」だという。

     テクニカル指標やセンチメントの変化、循環的なタイミングなどのモデルは警告サインを点灯させており、S&P500は4月上旬に記録した年初来の日中安値である4835を下回る可能性を示唆していると指摘。これは、同指数の2月のピークから20%を超える下落となり、弱気相場突入を意味する。「いまの株式は不安定な状態にあり、世界的な通商見通しが急変すれば、容易に深刻な打撃を受ける可能性がある」と述べた。

     同氏によると、数日以内に短期的なピークが形成される可能性があるという。具体的には現在のS&P500の水準に近い5669は買い手が疲弊する可能性が高いと指摘している。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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