日本時間の午前２時過ぎに米１０年債入札の結果が公表され、最高落札利回りが発行日前利回り（ＷＩ）を下回る好調な入札となった。これを受けて、米国債が買い戻されており、利回りは上げ幅を縮小している。

　トランプ大統領の保護主義で米国債が売られ、利回りが上昇しているとの指摘が出ている。ドルも同様。このような中、本日の１０年債入札は注目されていたが、好調な入札だったことから、金融市場では利回りの上昇とともに、株高・ドル高の反応も出ているようだ。

＊米１０年債入札結果
最高落札利回り　4.435％（WI：4.465％）
応札倍率　　　　2.67倍（前回：2.59倍）

NY株式9日（NY時間13:11）（日本時間02:11）
ダウ平均　　　37909.65（+264.06　+0.70%）
ナスダック　　　15560.96（+293.05　+1.92%）
CME日経平均先物　32080（大証終比：+250　+0.78%）

米国債利回り
2年債　 　3.767（+0.041）
10年債　 　4.409（+0.116）
30年債　 　4.862（+0.097）
期待インフレ率　 　2.227（-0.004）
※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY　145.08　EUR/USD　1.1013　GBP/USD　1.2749

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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