2025年4月9日 23時25分
アップルが5日ぶりに反発 ただ、アナリストからはネガティブな見方=米国株個別
(NY時間10:22)(日本時間23:22)
アップル<AAPL> 177.78(+5.36 +3.11%)
本日はIT・ハイテク株に買い戻しが入る中、アップル<AAPL>が5日ぶりに反発している。ただ、アナリストからはネガティブな見方も出ている。今回の下落で値ごろ感から、「買い」の投資判断は維持するものの、バリュエーションには依然として割安感はなく、さらなる下落リスクも懸念されると述べている。
米国への投資コミットメントを理由に、同社が米国の関税を免除されるという基本シナリオは変えていないものの、世界的な景気後退のリスクが高まれば、すでに低迷しているアイフォーンの需要がさらに圧迫される可能性があるという。
平均販売価格と利益率の想定に変化がないと仮定して、25、26、27年度のアイフォーンの出荷台数見通しをそれぞれ3.6%、7.7%、5.5%引き下げるた。これは、各年度の売上高見通しがそれぞれ、2.0%、4.1%、3.5%減収となることを意味するという。
そのほか、AIの推進力に進展がない点を強調しているほか、高度なパッケージングソリューションやアプリデータへのアクセスの欠如などの構造的な問題も指摘した。
目標株価を202.33ドルから167.88ドルに引き下げている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アップル<AAPL> 177.78(+5.36 +3.11%)
本日はIT・ハイテク株に買い戻しが入る中、アップル<AAPL>が5日ぶりに反発している。ただ、アナリストからはネガティブな見方も出ている。今回の下落で値ごろ感から、「買い」の投資判断は維持するものの、バリュエーションには依然として割安感はなく、さらなる下落リスクも懸念されると述べている。
米国への投資コミットメントを理由に、同社が米国の関税を免除されるという基本シナリオは変えていないものの、世界的な景気後退のリスクが高まれば、すでに低迷しているアイフォーンの需要がさらに圧迫される可能性があるという。
平均販売価格と利益率の想定に変化がないと仮定して、25、26、27年度のアイフォーンの出荷台数見通しをそれぞれ3.6%、7.7%、5.5%引き下げるた。これは、各年度の売上高見通しがそれぞれ、2.0%、4.1%、3.5%減収となることを意味するという。
そのほか、AIの推進力に進展がない点を強調しているほか、高度なパッケージングソリューションやアプリデータへのアクセスの欠如などの構造的な問題も指摘した。
目標株価を202.33ドルから167.88ドルに引き下げている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース