2025年3月6日 5時59分
モデルナが大幅高 がんワクチンへの期待=米国株個別
(NY時間15:59)(日本時間05:59)
モデルナ<MRNA> 35.26(+4.89 +16.10%)
モデルナ<MRNA>が大幅高。同社はメルク<MRK>と共同で開発しているがんワクチンの2027年までの発売を見込んでおり、実現すれば、かなり大きな収益機会となる可能性があると伝えられている。
2023年後半に発表された中間段階の試験では、メルクの抗がん剤キイトルーダを組み合わせた治療を受けた重度の皮膚がん患者が、死亡または再発の可能性が半分に減少したと発表している。投資家たちは、がんワクチンがコロナワクチン事業の落ち込みを補うことに期待を寄せている。
また、同社のもう1つの製品であるRSVワクチンは昨年承認されたが、米国での承認を求めている間に、他のメーカーが薬局などの買い手との契約を確保したこともあり、スロースタートとなっている。同社はRSVワクチンの予防接種の対象年齢を、リスクが高い18歳から59歳まで拡大する承認を米国で求めており、承認されれば、市場機会はほぼ倍増する可能性がある。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
モデルナ<MRNA> 35.26(+4.89 +16.10%)
モデルナ<MRNA>が大幅高。同社はメルク<MRK>と共同で開発しているがんワクチンの2027年までの発売を見込んでおり、実現すれば、かなり大きな収益機会となる可能性があると伝えられている。
2023年後半に発表された中間段階の試験では、メルクの抗がん剤キイトルーダを組み合わせた治療を受けた重度の皮膚がん患者が、死亡または再発の可能性が半分に減少したと発表している。投資家たちは、がんワクチンがコロナワクチン事業の落ち込みを補うことに期待を寄せている。
また、同社のもう1つの製品であるRSVワクチンは昨年承認されたが、米国での承認を求めている間に、他のメーカーが薬局などの買い手との契約を確保したこともあり、スロースタートとなっている。同社はRSVワクチンの予防接種の対象年齢を、リスクが高い18歳から59歳まで拡大する承認を米国で求めており、承認されれば、市場機会はほぼ倍増する可能性がある。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース