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    2025年2月20日 23時36分

    ウォルマート、決算受け下落 不透明な経済環境の影響が重石になっていることを示唆=米国株個別

    (NY時間09:33)(日本時間23:33)
    ウォルマート<WMT> 98.78(-5.22 -5.02%)

     ウォルマート<WMT>が下落。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、米既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回る好調な内容となった。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスを嫌気しており、予想を下回る1株利益の見通しを示したほか、売上高は3-4%増に留まると見込んでいる。不透明な経済環境の影響が重石になっていることが示唆された。同社株は過去12カ月で77%上昇しており、投資家の期待も高まっていた。

     レイニーCFOは「消費者の財布の紐は固くなっており、消費支出は完全回復にはほど遠い」と述べた。「見通しは例年通りであるとしながらも、消費者の行動や世界経済および地政学的な状況に依然として不確実性がある」とも認めた。また、「関税の予測不能を理由に、ガイダンスにはその潜在的な影響は含まれていない」とも述べた。同社はメキシコから食品、中国から電子レンジなどの一般消費財を輸入している。
     
     なお、年間配当を13%増の1株0.94ドルに増配すると発表。

    (11-1月・第4四半期)
    ・米既存店売上高:4.9%増(予想:4.7%増)
       ウォルマート:4.6%増(予想:4.4%増)
       サムズクラブ:6.8%増(予想:5.0%増)
    ・1株利益(調整後):0.66ドル(予想:0.65ドル)
    ・売上高:1805.5億ドル(予想:1802.1億ドル)
       米eコマース:20%増(予想:18%増)
       サムズクラブeコマース:24%増(予想:12%増)

    (2-4月・第1四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.57~0.58ドル(予想:0.65ドル)
    ・売上高:3~4%増

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):2.50~2.60ドル(予想:2.77ドル)
    ・売上高:3~4%増

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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