2025年2月4日 23時48分
エスティローダーが決算受け大幅安 第3四半期の見通し冴えず 最大7000人の従業員削減も=米国株個別
(NY時間09:44)(日本時間23:44)
エスティローダー<EL> 72.25(-10.52 -12.71%)
化粧品のエスティローダー<EL>が大幅安。取引開始前に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第3四半期の見通しが冴えなかったことが嫌気されている模様。
同社は5800人-7000人の従業員削減を含む事業再編の拡大を発表。それに伴う事業再編費用を12億-16億ドル計上するとしている。
ファヴリエCEOは「第3四半期の見通しには満足していないが、主に第2四半期に韓国の影響で悪化したアジアの免税店事業の小売販売動向の低迷を反映させた」と述べた。「第3四半期については、アジアの免税店における小売動向の低迷が全体的に継続し、2025年度上半期にインストアの在庫水準が改善したにもかかわらず、既存事業売上高に大きな圧力がかかると予想している」とも語った。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.62ドル(予想:0.33ドル)
・売上高:40.0億ドル(予想:39.7億ドル)
米州:12.2億ドル(予想:12.3億ドル)
EMEA:14.9億ドル(予想:14.9億ドル)
アジア太平洋:12.9億ドル(予想:12.7億ドル)
スキンケア:19.2億ドル(予想:19.8億ドル)
メイクアップ:11.5億ドル(予想:11.4億ドル)
フレグランス:7.44億ドル(予想:7.31億ドル)
ヘアケア:1.59億ドル(予想:1.637億ドル)
・粗利益率(調整後):76.1%(予想:73.8%)
・既存事業売上高:6.0%減(予想:6.3%減)
(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.20~0.30ドル(予想:0.63ドル)
・売上高:10~12%減
・既存事業売上高:8~10%減(予想:5.1%減)
【企業概要】
世界で高品質のスキンケア、メイクアップ、フレグランス、ヘアケア製品の開発・製造・マーケティング・販売を行う。多数の有名ブランドを擁し、認定小売業者ウェブサイト、オンラインモール、空港内店舗、免税店、百貨店、専門マルチ小売店、高級香水店や薬局、一流サロンやスパなどで販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
エスティローダー<EL> 72.25(-10.52 -12.71%)
化粧品のエスティローダー<EL>が大幅安。取引開始前に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第3四半期の見通しが冴えなかったことが嫌気されている模様。
同社は5800人-7000人の従業員削減を含む事業再編の拡大を発表。それに伴う事業再編費用を12億-16億ドル計上するとしている。
ファヴリエCEOは「第3四半期の見通しには満足していないが、主に第2四半期に韓国の影響で悪化したアジアの免税店事業の小売販売動向の低迷を反映させた」と述べた。「第3四半期については、アジアの免税店における小売動向の低迷が全体的に継続し、2025年度上半期にインストアの在庫水準が改善したにもかかわらず、既存事業売上高に大きな圧力がかかると予想している」とも語った。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.62ドル(予想:0.33ドル)
・売上高:40.0億ドル(予想:39.7億ドル)
米州:12.2億ドル(予想:12.3億ドル)
EMEA:14.9億ドル(予想:14.9億ドル)
アジア太平洋:12.9億ドル(予想:12.7億ドル)
スキンケア:19.2億ドル(予想:19.8億ドル)
メイクアップ:11.5億ドル(予想:11.4億ドル)
フレグランス:7.44億ドル(予想:7.31億ドル)
ヘアケア:1.59億ドル(予想:1.637億ドル)
・粗利益率(調整後):76.1%(予想:73.8%)
・既存事業売上高:6.0%減(予想:6.3%減)
(1-3月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.20~0.30ドル(予想:0.63ドル)
・売上高:10~12%減
・既存事業売上高:8~10%減(予想:5.1%減)
【企業概要】
世界で高品質のスキンケア、メイクアップ、フレグランス、ヘアケア製品の開発・製造・マーケティング・販売を行う。多数の有名ブランドを擁し、認定小売業者ウェブサイト、オンラインモール、空港内店舗、免税店、百貨店、専門マルチ小売店、高級香水店や薬局、一流サロンやスパなどで販売する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース