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    2025年1月30日 6時59分

    マイクロソフト、決算受け時間外で下落 クラウドの成長鈍化=米国株個別

    (NY時間16:59)(日本時間06:59)時間外
    マイクロソフト<MSFT> 435.71(-6.62 -1.50%)

     マイクロソフト<MSFT>が引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、発表後に株価は時間外で冴えない値動きをしている。クラウドコンピューティング事業の成長が鈍化したことが嫌気されている模様。

     クラウドコンピューティング部門のアジュールの伸びは31%増と、第1四半期の34%から鈍化したほか、予想の32%も下回った。AI製品に多額の投資を行ってきた同事業のつまずきを示唆している。そのAI事業については、年ベース経常収益(ARR)が130億ドル超と175%増加した。

     同社はチャットGPTのオープンAIとの緊密な提携により、AI製品の商業化におけるリーダー的存在とみなされている。昨年、同社はコパイロット・ブランドのAIアシスタントを相次ぎ発表したが、これらの製品を収益化する取り組みは一部の投資家が期待するよりも時間がかかっていることが示された。

     同社は過去最も多くの資金をAIに投じており、その大半は電力消費量の多いAIサービスに必要なチップやデータセンターに費やされている。今年度もAIのデータセンターに800億ドルを費やす予定だと発表。第2四半期の資本支出も223億ドルと予想の約210億ドルを上回った。

    (10-12月・第2四半期)
    ・1株利益:3.23ドル(予想:3.12ドル)
    ・売上高:696.3億ドル(予想:689.2億ドル)
      マイクロソフト・クラウド:409億ドル(予想:411億ドル)
      インテリジェント・クラウド:255.4億ドル(予想:258.9億ドル)
       アジュールおよびその他:31%増(予想:31.8%増)
       生産性およびビジネスプロセス:294.4億ドル(予想:280.4億ドル)
       パーソナルコンピューティング:146.5億ドル(予想:144.2億ドル)
    ・営業利益:316.5億ドル(予想:302.6億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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