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    2024年11月19日 23時51分

    スーパー・マイクロが大幅高 新たな監査法人を起用し、ナスダックに計画提出=米国株個別

    (NY時間09:48)(日本時間23:48)
    スーパー・マイクロ<SMCI> 26.78(+5.24 +24.33%)

     サーバーメーカーのスーパー・マイクロ<SMCI>が大幅高。同社は新たな監査法人を起用し、ナスダック市場の上場要件を順守するための計画を提出したことで安心感が広がっている。同社は前日、遅れている年次報告書(フォーム10K)を提出するための計画をナスダック市場に提出したと発表。また、会計事務所BDO・USAを独立監査人に指名し、同事務所が即時就任すると明らかにした。

     同社は「ナスダックへのコンプライアンス計画で、2024年6月期の年次報告書と7-9月(第1四半期)の四半期報告書(10Q)を完成できると考えている」と説明した。

     SMCIの計画がナスダックに承認された場合、書類の新たな提出期限は来年2月に延期される可能性が高い。同社はコンプライアンスに関する最終決定が下されるまで、ナスダックに上場を維持することが可能になる。

     これまでドルの監査を務めていたアーンスト・アンド・ヤング(EY)が10月、同社の透明性やガバナンスを巡る懸念を理由に監査から撤退し、市場にも同様が走っていた。

     BDO・USAは6位の監査法人。BDOの顧客のうち、S&P500企業は同社の他1社のみ。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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