＊ISM非製造業景気指数（6月）23:00
予想　52.5　前回　53.8

　このあと日本時間２３時に６月調査分のＩＳＭ非製造業景気指数が発表される。予想は５２．５と前回から低下するものの、基準の５０は維持されると見られている。

　前回５月分は予想外の上昇を示し、９カ月ぶりの高水準となっていた。サービスセクターは米経済の大部分を占めるが、依然として良好な状態が維持されている。今回は前回からは低下が見込まれているものの、製造業とは異なり、依然としてサービス業は好調を維持しているものと見込まれている。

　参考指標のフィラデルフィア連銀非製造業指数とダラス連銀のテキサス・サービス業景況指数はともに改善を示し、フィラデルフィア連銀指数は２０２３年１２月以来初めて拡大域に回復していたことが今回の予想に繋がっているものとみられている。一方、雇用指数は５月よりは緩やかではあるが、引き続き５０を下回る縮小圏での推移が予想されている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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