（NY時間14:45）（日本時間03:45）
ＴＤシネックス<SNX>　116.93（-12.42　-9.60%）

　ＩＴソリューションを手掛けるＴＤシネックス<SNX>が下落。取引開始前に３－５月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。第３四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る見通しを示している。

　アナリストは「ハードウェアの最終市場が依然として低調であることから、株価は最近のアウトパフォームの後、一息つくと予想している」と述べた。また、経営陣は近い将来の利益とキャッシュフローへの影響として、ネットワーキングの圧力とＨｙｖｅソリューション社への投資を指摘していたとも述べている。

（３－５月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：2.73ドル（予想：2.82ドル）
・売上高：139.5億ドル　0.8％減（予想：141.0億ドル）
・EBITDA（調整後）：4.16億ドル　3.6％増（予想：4.13億ドル）
・営業利益率（調整後）：2.78％（予想：2.77％）

（６－８月・第３四半期見通し）
・１株利益（調整後）：2.55～3.05ドル（予想：2.88ドル）
・売上高：133～149億ドル（予想：145億ドル）

【企業概要】
　北米や日本・中南米の企業向けにITソリューションを提供する。PC・携帯電話・ハイブリッドクラウド・セキュリティ等のITハードウェア・ソフトウェア・システムを集約・販売するほか、ハイパースケールインフラ市場向けに、専用サーバー・ストレージ・ネットワーキングソリューション等を設計・提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース