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    2024年5月1日 5時54分

    アマゾンが決算受け時間外で上昇 AWSの成長が再加速=米国株個別

    (NY時間16:54)(日本時間05:54)時間外
    アマゾン<AMZN> 179.69(+4.69 +2.68%)

     アマゾン<AMZN>が時間外で上昇。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。一方、第2四半期のガイダンスは予想を下回る見通しを示している。

     ただ、株価は時間外でポジティブな反応を示している。クラウド部門の売上高が過去1年で最も好調な伸びを記録した。顧客企業によるITプロジェクトへの支出再開を追い風に、同社で最も収益性の高い部門が不振から回復しつつあることを示した。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は前年比17%増加し、予想も上回った。

     ジャシーCEOは、小売部門のコスト削減と収益性重視を掲げ、何千人もの従業員を解雇し、より効率的な倉庫ネットワークを構築してきた。同時にAIサービスへの大規模な投資をしている。顧客企業が近代化の取り組みを刷新していることと、AWSのAI機能の魅力が相まって、AWSの成長が再加速している。同CEOはAWSの年ベースの売上高は1000億ドル規模に達していると声明で述べている。AWSの第1四半期の利益は94億2000万ドル。同部門の営業利益率は37.6%で、同社がクラウド事業の売上高を開示して以来、最も拡大した。

     なお、今回の決算はストリーミング・サービス「プライム・ビデオ」に動画広告を導入し、新たな収益源を生み出して以来初めてだが、広告収入は24%増の118億ドルとなった。

    (1-3月・第1四半期)
    ・1株利益:0.98ドル(予想:0.82ドル)
    ・売上高:1433.1億ドル(予想:1425.9億ドル)
      オンラインストア:546.7億ドル(予想:547.7億ドル)
      実店舗:52.0億ドル(予想:50.8億ドル)
      サード・パーティ:346.0億ドル(予想:346.3億ドル)
      サブスク・サービス:107.2億ドル(予想:108.3億ドル)
      AWS:250.4億ドル(予想:241.1億ドル)
    ・営業利益:153.1億ドル(予想:109.5億ドル)
    ・営業利益率:10.7%(予想:7.6%)

    (4-6月・第2四半期見通し)
    ・売上高:1440~1490億ドル(予想:1502億ドル)
    ・営業利益:100~140億ドル(予想:125.6億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース