（NY時間10:31）（日本時間23:31）
マリナス・ファーマ<MRNS>　1.70（-5.83　-77.46%）

　マリナス・ファーマ<MRNS>が急落。難治性てんかん重積状態を対象としたガナキソロン静注のフェーズ３臨床試験（ＲＡＩＳＥ）が中間解析の結果、早期の評価完了基準を満たさなかった。ＲＡＩＳＥへの登録は約１００例。ＲＡＩＳＥの最終的な判断は年内に予定され、それは静脈内投与ガナキソロンの開発を継続するかどうかの判断材料となる。

　同社はまた、年内第４四半期以降のキャッシュ・ランウェイ（キャッシュの残存期間）を延長するた、コスト削減を検討中で、今四半期中から実施される見込みだという。

【企業概要】
　遺伝性てんかんやその他の発作性疾患に対する治療薬の開発・商品化を手掛ける医薬品会社。製品候補のganaxoloneは、サイクリン依存性キナーゼ様5(CDKL5)欠損症に伴う発作を対象に商品化を進める静脈内投与または経口投与剤で、その他の希少な遺伝性てんかんなど向けにも開発を進める。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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