（NY時間16:51）（日本時間05:51）時間外
フェデックス<FDX>　297.99（+33.14　+12.51%）

　貨物輸送のフェデックス<FDX>が時間外で１２％の大幅高。引け後に１２－２月期決算（第３四半期）を発表し、売上高は予想を下回ったものの、１株利益が予想を大きく上回った。経費削減策が奏功し、営業利益率が予想以上に改善した。また、５０億ドルの自社株買いプログラムも発表した。

　スブラマニアムＣＥＯは、数万人の人員削減を含む大々的な計画の一環として、同社の配送ネットワークの再編成を進めている。同ＣＥＯは「われわれの変革は有意義な進歩を遂げている」と述べていた。改革計画では１８億ドルの恒久的なコスト削減を実現し、同時に営業利益を押し上げ、利益率を改善させている。

（１２－２月・第３四半期）
・1株利益（調整後）：3.86ドル（予想：3.46ル）
・売上高：217億ドル（予想：220億ドル）
・営業利益（調整後）：13.6億ドル（予想：12.4億ドル）
・営業利益率（調整後）：6.2％（予想：5.6％）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：17.25～18.25ドル（従来；17.00～18.50ドル）（予想：17.48ドル）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美