金融サービスのソーファイ・テクノロジーズ<SOFI>が上昇。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、営業収益は予想範囲内だったものの、１株損益の赤字が予想を下回った。

　同社のノートＣＥＯは「１２月下旬に米連邦学生ローンの支払い猶予が予想外に延長されたにもかかわらず、数字は際立っている」と述べた。

　アナリストからも前向きなコメントが出ており、「業績は軒並み改善しており、非常に好調。会員数の伸びが再加速しており、会員１人当たりの商品数が非常に大きく増加し、ガリレオ部門の業績も前四半期に比べて力強さを増した」と指摘。ガイダンスについても、一時的な影響の有無にかかわらず、コンセンサスに対して強力なものになりだという。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.13ドル（予想：-0.16ドル）
・営業収益：2.80億ドル（予想：2.79億ドル）
・EBITDA（調整後）：459万ドル（予想：346万ドル）
・会員数：350万人

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：2.80～2.85億ドル
・EBITDA（調整後）：0～500万ドル

（通期見通し）
・売上高：15.7億ドル
・EBITDA（調整後）：1.8億ドル

（NY時間10:23）
ソーファイ<SOFI>　11.79（+0.59　+5.27%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美