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    2022年2月18日 0時13分

    アプライドが決算受け下落 アナリストからは好意的な受け止めも=米国株個別

     半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。前日引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、サプライチェーン問題にもかかわらず、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、第2四半期のガイダンスは予想を下回る慎重な見通しを示している。

     半導体業界はその旺盛な需要に対応するため、同社の製造装置を増やそうと必死になっている。しかし、半導体製造装置は複雑で、重要な機能を制御するために独自のチップを必要とすることから、同社は注文に見合うだけの装置を生産することが難しくなっている。

     ただ、アナリストからは好意的な受け止めが多い。同業他社の重荷となっているサプライチェーン問題の克服を示すものだと指摘。サプライチェーン問題に関連した同社の業績と見通しは、今期の半導体企業の決算としては最もクリーンに見えるとし、見通しは、供給制約を考慮しても、多くの投資家が懸念していたよりも良い可能性が高いとも述べた。

    (11-1月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):1.89ドル(予想:1.85ドル)
    ・売上高:62.7億ドル(予想:61.7億ドル)
      半導体システム:45.7億ドル(予想:45.5億ドル)
      グローバルサービス:13.2億ドル(予想:13.3億ドル)
      ディスプレイ・周辺機器:3.66億ドル(予想:3.49億ドル)
    ・粗利益率(調整後):47.3%(予想:47.4%)

    (2-4月・第2四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.75~2.05ドル(予想:1.96ドル)
    ・売上高:60.5~66.5億ドル(予想:64.3億ドル)
    ・粗利益率(調整後):約47.0%(予想:47.6%)

    (NY時間09:57)
    アプライド<AMAT> 135.35(-5.61 -3.98%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美