2022年2月3日 0時37分
マッチが上昇 決算は不調も「ティンダー・コイン」の全世界展開を発表=米国株個別
出会いやデート用のアプリを手掛けるマッチ・グループ<MTCH>が前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想範囲内だったものの、売上高は予想を下回った。ガイダンスについても、第1四半期の売上高は予想を下回る見通しを示している。
今回の決算はオミクロン株による規制が人々の社交意欲を減退させたことを示唆した。昨年末、オミクロン株が欧米を席巻し、その感染力の高さからオフィスやイベントの閉鎖が相次いだ。同社は感染が同社の第2の市場である日本にも打撃を与えたと述べている。
決算発表直後、時間外で株価は売りが強まっていたが、同社は直接会ってデートをしなくなったユーザーとのエンゲージメントを高めるために、仮想デートやアプリ内仮想通貨などの新機能を模索している。第3四半期までに出会い系アプリのティンダー内で使用する仮想通貨「ティンダー・コイン」を全世界に展開する予定であると発表したことで、買いが強まっている。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.60ドル(予想:-0.60ドル)
・売上高:8.06億ドル(予想:8.19億ドル)
直接売上高:7.88億ドル(予想:7.99億ドル)
米国:4.00億ドル(予想:3.93億ドル)
欧州:2.18億ドル(予想:2.23億ドル)
アジア太平洋他:1.69億ドル(予想:1.83億ドル)
・課金ユーザー:1625万人(予想:1660万人)
・課金ユーザー単価:16.16ドル(予想:15.97ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7.90~8.00億ドル(予想:8.33億ドル)
(通期見通し)
・売上高:15~20%増
(NY時間10:27)
マッチ・グループ<MTCH> 118.84(+6.75 +6.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今回の決算はオミクロン株による規制が人々の社交意欲を減退させたことを示唆した。昨年末、オミクロン株が欧米を席巻し、その感染力の高さからオフィスやイベントの閉鎖が相次いだ。同社は感染が同社の第2の市場である日本にも打撃を与えたと述べている。
決算発表直後、時間外で株価は売りが強まっていたが、同社は直接会ってデートをしなくなったユーザーとのエンゲージメントを高めるために、仮想デートやアプリ内仮想通貨などの新機能を模索している。第3四半期までに出会い系アプリのティンダー内で使用する仮想通貨「ティンダー・コイン」を全世界に展開する予定であると発表したことで、買いが強まっている。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.60ドル(予想:-0.60ドル)
・売上高:8.06億ドル(予想:8.19億ドル)
直接売上高:7.88億ドル(予想:7.99億ドル)
米国:4.00億ドル(予想:3.93億ドル)
欧州:2.18億ドル(予想:2.23億ドル)
アジア太平洋他:1.69億ドル(予想:1.83億ドル)
・課金ユーザー:1625万人(予想:1660万人)
・課金ユーザー単価:16.16ドル(予想:15.97ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7.90~8.00億ドル(予想:8.33億ドル)
(通期見通し)
・売上高:15~20%増
(NY時間10:27)
マッチ・グループ<MTCH> 118.84(+6.75 +6.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美