アルコール飲料のコンステレーション・ブランズ<STZ>が取引開始前に９－１１月期決算（第３四半期）を発表しており、１株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、１株利益を予想以上に上方修正した。同社はまた、コカ・コーラ<KO>と「フレスカ」ブランドのカクテルの新ライン製造、流通、販売で、ブランド承認契約を締結したと発表。

　ただ、株価は小幅高での推移に留まっている。

（９－１１月・第３四半期）
・1株利益（調整後）：3.12ドル（予想：2.73ドル）
・売上高：23.2億ドル（予想：22.8億ドル）
　　ビール：17.5億ドル（予想：17.7億ドル）
　　ワイン・スピリッツ：5.68億ドル（予想：5.25億ドル）
・粗利益率（調整後）：52.9％（予想：53.0％）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：10.50～10.65ドル（従来：10.15～10.45ドル）（予想：9.86ドル）
・営業CF：24～26億ドル（予想：25.2億ドル）
・FCF：14～15億ドル（予想：16億ドル）

（NY時間09:40）
コンステレーション<STZ>　253.54（+0.18　+0.07%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美