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    2021年8月13日 3時34分

    パランティアが決算受け上昇 政府機関からの需要が高まる=米国株個別

     パランティア<PLTR>が商いを伴って上昇。同社は米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けにソフトウェアを提供する。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。第2四半期の顧客は前期比で32%増加した。ガイダンスも公表しており、第3四半期の売上高は予想を上回る見通しを示した。また、同社は2025年にかけて30%超の売上高の成長を見込んでいる。

     政府機関からの需要の高まりと、民間企業の登録が増え始めたことが業績に反映。同社は新規顧客獲得を目指し、様々な同盟国の企業に働きかけた。今年はIBM<IBM>、富士通<6702>と販売面で提携し、アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)とはサポート面で提携。同社は独自の営業チームも拡大し、中小企業へも営業先が広がっている。また、スタートアップ企業12社に投資し、大規模取引のみを追求するという以前のスタイルを変化させている。

     昨年来、多くの政府機関がパンデミック分析のために同社のシステムを利用した。政府機関からの売上高は第1四半期に83%伸びたが、第2四半期も66%拡大した。米国家核安全保障局や米沿岸警備隊、米連邦航空局、および米国疾病予防管理センター(CDC)と契約。民間の法人からの収益の割合はまだ小さいが、そこでの新たな努力は報われており、民間部門における米国内の売上高の伸びは90%だった。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.03ドル)
    ・売上高:3.76億ドル(予想:3.60億ドル)
    ・EBITDA(調整後):1.21億ドル

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・売上高:3.85億ドル(予想:3.79億ドル)
    ・営業利益率(調整後):22%

    (通期見通し)
    ・FCF:3億ドル超

    (NY時間14:21)
    パランティア<PLTR> 24.78(+2.43 +10.87%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美