ＡＩＧ<AIG>が通常取引終了後に４－６月期決算（第２四半期）を発表。１株利益、保険料収入とも予想を上回った。北米および海外での保険引受の主要な指標に改善が見られ、災害費用を除いた調整後の事故年度損害比率は前年の９４．９％から９１．１％に低下した。また、ライフ＆リタイアメント事業は、投資収益率改善とパンデミックによる死亡率低下に一部起因して、税引前利益が２６％増加した。

　同社のザフィーノＣＥＯは声明で「われわれは下半期に向けて信じられないほどの勢いを持っており、変革と成長戦略を実行し続けると確信している」と述べた。

　決算を受けて時間外で株価は上昇。

（１－３月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：1.52ドル（予想：1.20ドル）
・保険料収入：68.6億ドル（予想：64.7億ドル）
・投資収益：36.8億ドル
・ROE（調整後）：10.5％（予想：8.16％）
・１株簿価（調整後）：76.73ドル（予想：73.73ドル）
・合算比率：92.5％（予想：95.4％）
・損害比率：61.3％（予想：63.2％）
・事業費率：31.2％（予想：32.2％）

（NY時間16:55）時間外
ＡＩＧ　50.00（+1.34　+2.75%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美