NY株式10日（NY時間15:21）（日本時間05:21）
ダウ平均　　　48153.51（+593.22　+1.25%）
ナスダック　　　23690.45（+113.96　+0.48%）
CME日経平均先物　50965（大証終比：+365　+0.72%）

　ＮＹ時間の終盤に入って米株式市場は徐々に買いが強まっており、ダウ平均の上げ幅は一時６００ドル超となった。マイナス圏で推移していたナスダックもプラスに転じている。

　ＦＯＭＣの結果は予想通りに０．２５％ポイントの利下げを実施。注目のＦＯＭＣ委員の金利見通し（ドット・プロット）は、中央値で来年は１回の利下げを見込んでいる。ただ、短期金融市場では２回の利下げ織り込みで変わらず。一方、来年は据え置き、もしくは利上げを見込む委員が７名いたほか、経済見通しでは２６年のＧＤＰ見通しを９月時点から大幅に上方修正していた。

　若干タカ派な雰囲気もうかがえるものの、パウエル議長の会見も含めて、警戒していたほどのタカ派ではないとの見方も出ている。議長は「労働市場には著しい下振れリスクがあるようだ」と述べるなど、インフレよりも労働市場の冷え込みに意識が向かっている印象もあるのかもしれない。

アップル<AAPL>　279.37（+2.19　+0.79%）
マイクロソフト<MSFT>　478.33（-13.69　-2.78%）
アマゾン<AMZN>　231.76（+3.84　+1.68%）
アルファベットC<GOOG>　320.34（+2.59　+0.82%）
アルファベットA<GOOGL>　319.78（+2.70　+0.85%）
テスラ<TSLA>　455.76（+10.59　+2.38%）
エヌビディア<NVDA>　183.97（-1.00　-0.54%）
メタ<META>　648.47（-8.49　-1.29%）
ＡＭＤ<AMD>　222.04（+0.42　+0.19%）
イーライリリー<LLY>　995.62（+13.40　+1.36%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース