2025年2月28日 16時48分
【↓】日経平均 大引け｜ 大幅反落、半導体関連が売られ今年最大の下げ幅 (2月28日)
日経平均株価
始値 37853.48
高値 37925.28(09:02)
安値 36840.12(12:50)
大引け 37155.50(前日比 -1100.67 、 -2.88％ )
売買高 27億0921万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆2109億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は1100円安と大幅反落、一時3万7000円台を割る
２．前日の米国で半導体株など売られナスダック指数が2.8％安
３．米国による対中追加関税も嫌気され日経平均は今年最大の下げ幅
４．ディスコ、アドテストが急落し、レーザーテクや東エレクも売られる
５．ディーエヌエやセブン＆アイ、東京海上、イビデンなどは値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比193ドル安と続落した。トランプ米大統領の関税政策に対する警戒感が強まり売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅反落。前日の米国市場でナスダック指数が大幅安となるなか、東京市場でも半導体関連株などが急落し、日経平均株価は一時3万7000円台を割り込む場面もあり、終値で今年最大の下げ幅を記録した。
前日の米株式市場で、NYダウが下落したほかナスダック指数が前の日に比べ約2.8％安と急落した。エヌビディア<NVDA>が大幅安となり、半導体関連株などが下落した。トランプ米大統領が中国に追加関税を課す方針を示したことも警戒された。米株式市場が下落した流れを受け、東京市場も日経平均は大幅安でスタート。値がさの半導体株などが下げを先導する格好となった。後場に入ると一段の下値を探る格好となり午後0時50分過ぎには日経平均の下げ幅は1400円を超え3万6840円と取引時間中としては昨年9月以来、5ヵ月ぶりの安値をつけた。大引けにかけては3万7100円前後でのもみ合いが続いた。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>が急落し、東京エレクトロン<8035>やキオクシアホールディングス<285A>、ソシオネクスト<6526>が大幅安に売られた。フジクラ<5803>やソフトバンクグループ<9984>が下落し、トヨタ自動車<7203>や日立製作所<6501>、ファーストリテイリング<9983>が売られた。任天堂<7974>や伊藤忠商事<8001>、商船三井<9104>も軟調だった。
半面、ディー・エヌ・エー<2432>やセブン＆アイ・ホールディングス<3382>、東京海上ホールディングス<8766>が高く、武田薬品工業<4502>やイビデン<4062>、東京電力ホールディングス<9501>が値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東京海上 <8766>、セブン＆アイ <3382>、味の素 <2802>、アサヒ <2502>、武田 <4502>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約11円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ＳＢＧ <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約525円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)鉱業、(2)電気・ガス業、(3)倉庫運輸関連、(4)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)機械、(3)電気機器、(4)輸送用機器、(5)サービス業。
■個別材料株
△シンワワイズ <2437> [東証Ｓ]
6～11月期最終損益黒字化でもみ合い離脱の動き。
△片倉 <3001> [東証Ｓ]
ＡＳＯ Ｇｒｏｕｐらの保有比率が11.21％に上昇。
△ミラタップ <3187> [東証Ｇ]
40万株を上限に自社株買いを実施へ。
△Ｃｉメディカ <3540> [東証Ｓ]
井村俊哉氏の保有割合上昇で思惑。
△わかもと <4512> [東証Ｓ]
英アクティビストが6％超の大株主に急浮上。
△愛知鋼 <5482> [東証Ｐ]
立会外での自社株買い実施も好需給継続を期待。
△大平金 <5541> [東証Ｐ]
25年3月期配当予想を無配から135円に増額修正。
△ＩＩＦ <6545> [東証Ｇ]
介護事業者向け経営サポートシステム開発のセントワークスを子会社化へ。
△ＲｅＹｕｕ <9425> [東証Ｓ]
ショーケースの保有株売却でＳｅａｃａｓｔｌｅ社が筆頭株主に。
△北陸電 <9505> [東証Ｐ]
今期業績・配当予想を上方修正。
▼ピーエス <1871> [東証Ｐ]
今期業績見通しは想定より低水準との見方。
▼ディスコ <6146> [東証Ｐ]、東エレク <8035> [東証Ｐ]
エヌビディア<NVDA>急落受け投げ売り誘発。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)大平金 <5541>、(2)トナミＨＤ <9070>、(3)ＧＭＯインタ <4784>、(4)ＳＲＥＨＤ <2980>、(5)能美防災 <6744>、(6)北陸電 <9505>、(7)鶴見製 <6351>、(8)宝＆ＣＯ <7921>、(9)愛知鋼 <5482>、(10)荏原実業 <6328>。
値下がり率上位10傑は(1)ミガロＨＤ <5535>、(2)ディスコ <6146>、(3)アドテスト <6857>、(4)タツモ <6266>、(5)ローツェ <6323>、(6)フジクラ <5803>、(7)レーザーテク <6920>、(8)ピーエス <1871>、(9)三井ハイテク <6966>、(10)デクセリ <4980>。
【大引け】
日経平均は前日比1100.67円(2.88％)安の3万7155.50円。ＴＯＰＩＸは前日比54.16(1.98％)安の2682.09。出来高は概算で27億0921万株。東証プライムの値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は1283となった。東証グロース250指数は653.77ポイント(14.79ポイント安)。
［2025年2月28日］
株探ニュース
始値 37853.48
高値 37925.28(09:02)
安値 36840.12(12:50)
大引け 37155.50(前日比 -1100.67 、 -2.88％ )
売買高 27億0921万株 (東証プライム概算)
売買代金 6兆2109億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は1100円安と大幅反落、一時3万7000円台を割る
２．前日の米国で半導体株など売られナスダック指数が2.8％安
３．米国による対中追加関税も嫌気され日経平均は今年最大の下げ幅
４．ディスコ、アドテストが急落し、レーザーテクや東エレクも売られる
５．ディーエヌエやセブン＆アイ、東京海上、イビデンなどは値を上げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比193ドル安と続落した。トランプ米大統領の関税政策に対する警戒感が強まり売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅反落。前日の米国市場でナスダック指数が大幅安となるなか、東京市場でも半導体関連株などが急落し、日経平均株価は一時3万7000円台を割り込む場面もあり、終値で今年最大の下げ幅を記録した。
前日の米株式市場で、NYダウが下落したほかナスダック指数が前の日に比べ約2.8％安と急落した。エヌビディア<NVDA>が大幅安となり、半導体関連株などが下落した。トランプ米大統領が中国に追加関税を課す方針を示したことも警戒された。米株式市場が下落した流れを受け、東京市場も日経平均は大幅安でスタート。値がさの半導体株などが下げを先導する格好となった。後場に入ると一段の下値を探る格好となり午後0時50分過ぎには日経平均の下げ幅は1400円を超え3万6840円と取引時間中としては昨年9月以来、5ヵ月ぶりの安値をつけた。大引けにかけては3万7100円前後でのもみ合いが続いた。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>が急落し、東京エレクトロン<8035>やキオクシアホールディングス<285A>、ソシオネクスト<6526>が大幅安に売られた。フジクラ<5803>やソフトバンクグループ<9984>が下落し、トヨタ自動車<7203>や日立製作所<6501>、ファーストリテイリング<9983>が売られた。任天堂<7974>や伊藤忠商事<8001>、商船三井<9104>も軟調だった。
半面、ディー・エヌ・エー<2432>やセブン＆アイ・ホールディングス<3382>、東京海上ホールディングス<8766>が高く、武田薬品工業<4502>やイビデン<4062>、東京電力ホールディングス<9501>が値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東京海上 <8766>、セブン＆アイ <3382>、味の素 <2802>、アサヒ <2502>、武田 <4502>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約11円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ＳＢＧ <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約525円。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)鉱業、(2)電気・ガス業、(3)倉庫運輸関連、(4)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)機械、(3)電気機器、(4)輸送用機器、(5)サービス業。
■個別材料株
△シンワワイズ <2437> [東証Ｓ]
6～11月期最終損益黒字化でもみ合い離脱の動き。
△片倉 <3001> [東証Ｓ]
ＡＳＯ Ｇｒｏｕｐらの保有比率が11.21％に上昇。
△ミラタップ <3187> [東証Ｇ]
40万株を上限に自社株買いを実施へ。
△Ｃｉメディカ <3540> [東証Ｓ]
井村俊哉氏の保有割合上昇で思惑。
△わかもと <4512> [東証Ｓ]
英アクティビストが6％超の大株主に急浮上。
△愛知鋼 <5482> [東証Ｐ]
立会外での自社株買い実施も好需給継続を期待。
△大平金 <5541> [東証Ｐ]
25年3月期配当予想を無配から135円に増額修正。
△ＩＩＦ <6545> [東証Ｇ]
介護事業者向け経営サポートシステム開発のセントワークスを子会社化へ。
△ＲｅＹｕｕ <9425> [東証Ｓ]
ショーケースの保有株売却でＳｅａｃａｓｔｌｅ社が筆頭株主に。
△北陸電 <9505> [東証Ｐ]
今期業績・配当予想を上方修正。
▼ピーエス <1871> [東証Ｐ]
今期業績見通しは想定より低水準との見方。
▼ディスコ <6146> [東証Ｐ]、東エレク <8035> [東証Ｐ]
エヌビディア<NVDA>急落受け投げ売り誘発。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)大平金 <5541>、(2)トナミＨＤ <9070>、(3)ＧＭＯインタ <4784>、(4)ＳＲＥＨＤ <2980>、(5)能美防災 <6744>、(6)北陸電 <9505>、(7)鶴見製 <6351>、(8)宝＆ＣＯ <7921>、(9)愛知鋼 <5482>、(10)荏原実業 <6328>。
値下がり率上位10傑は(1)ミガロＨＤ <5535>、(2)ディスコ <6146>、(3)アドテスト <6857>、(4)タツモ <6266>、(5)ローツェ <6323>、(6)フジクラ <5803>、(7)レーザーテク <6920>、(8)ピーエス <1871>、(9)三井ハイテク <6966>、(10)デクセリ <4980>。
【大引け】
日経平均は前日比1100.67円(2.88％)安の3万7155.50円。ＴＯＰＩＸは前日比54.16(1.98％)安の2682.09。出来高は概算で27億0921万株。東証プライムの値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は1283となった。東証グロース250指数は653.77ポイント(14.79ポイント安)。
［2025年2月28日］
株探ニュース