2022年3月8日 8時11分
7日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は797ドル安と大幅に3日続落
7日の米株式市場では、NYダウが前週末比797.42ドル安の3万2817.38ドルと大幅に3日続落した。
原油価格の上昇を受けインフレ懸念が高まったことが警戒され、NYダウやナスダック指数は大幅安となった。NYダウは1月高値からの下落率が10%を超えた。米欧諸国がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わったことを受け、時間外取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格は一時、1バレル=130ドル台と14年ぶりの高値をつけたことが嫌気された。ロシアとウクライナの3回目の停戦交渉で進展がなかったことも売り要因となった。テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が安い。メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)やアルファベットC<GOOG>が売られた。エヌビディア<NVDA>など半導体株やバンカメ<BAC>など銀行株が大幅安となった。ユナイテッドエアラインズHD<UAL>やアメリカン航空<AAL>など空運株が下落した。半面、エクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>など石油株が買われ、ロッキード・マーチン<LMT>やノースロップ・グラマン<NOC>など防衛関連株が上昇。ニューモント<NEM>やヴァーレADR<VALE>など非鉄関連株も高い。
ナスダック総合株価指数は、482.476ポイント安の1万2830.962と3日続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が13億9479万株だった。
出所:MINKABU PRESS
原油価格の上昇を受けインフレ懸念が高まったことが警戒され、NYダウやナスダック指数は大幅安となった。NYダウは1月高値からの下落率が10%を超えた。米欧諸国がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わったことを受け、時間外取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格は一時、1バレル=130ドル台と14年ぶりの高値をつけたことが嫌気された。ロシアとウクライナの3回目の停戦交渉で進展がなかったことも売り要因となった。テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が安い。メタ・プラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)やアルファベットC<GOOG>が売られた。エヌビディア<NVDA>など半導体株やバンカメ<BAC>など銀行株が大幅安となった。ユナイテッドエアラインズHD<UAL>やアメリカン航空<AAL>など空運株が下落した。半面、エクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>など石油株が買われ、ロッキード・マーチン<LMT>やノースロップ・グラマン<NOC>など防衛関連株が上昇。ニューモント<NEM>やヴァーレADR<VALE>など非鉄関連株も高い。
ナスダック総合株価指数は、482.476ポイント安の1万2830.962と3日続落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が13億9479万株だった。
出所:MINKABU PRESS