＊ビットコイン（ドル）（NY時間07:39）（日本時間21:39）
90630.13（-701.85 -0.77%） 高91380.75　安89554.56
円建参考値 1416万3677円（-109685 -0.77%）

＊イーサ（ドル）
3131.92（-15.73 -0.50%） 高3148.36　安3091.80
円建参考値　48万9457円（-2459　-0.50%）

＊ＸＲＰ（ドル）
2.0843（-0.0044 -0.21%） 高2.0893　安2.0428
円建参考値 325.73円（-0.69　-0.21%）

　本日のビットコインは反落。９万ドルを回復したものの、次第に上値が重くなっている模様。東京時間に一時９万ドルを割り込んでいた。

　ビットコインは明日のＦＯＭＣを控え下落している。先週は利下げへの期待の高さが暗号資産の追い風となったが、ここ数日は今週の利下げ後、来年以降の見通しへの不透明感がリスク資産の重しとなっているようだ。

　一部からは、「パウエル議長が今回のＦＯＭＣで、来年以降の利下げペースの減速を示唆するのではと懸念している」との声も出ている。根強い高インフレに加え、政府機関閉鎖に伴う米経済指標の欠落が懸念材料となっているという。

　ただ、香港最大の暗号資産取引所であるハッシュキーがＩＰＯを目指すとの報道が下支えとなり、下押しする動きまでは出ていない。

　米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）は、ビットコイン、イーサ、サークル社のステーブルコイン「ＵＳＤＣ」などの、一部のデジタル資産をデリバティブ市場での担保として使用することを認めるパイロットプログラムを開始したと発表した。ＣＦＴＣは同制度について、「適切な規制の枠組みを伴った、デジタル資産の規制市場における採用拡大に向けた重要な節目だ」とコメントしている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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