（NY時間10:11）（日本時間23:11）
アメリカン・イーグル<AEO>　11.37（-0.08　-0.70%）

　アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ<AEO>が軟調。前日引け後に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益が予想を上回った。ただ、株価は軟調。ガイダンスで売上高の減収見通しを示したことが嫌気されている。

　アナリストは「第４四半期の１株利益は予想を上回ったが、第１四半期と通期のガイダンスは予想を大幅に下回り、影が薄くなった。不安定なマクロ環境、第１四半期以降のガイダンスに盛り込まれた保証のない加速を考慮すると、現時点では低バリュエーションが妥当と思われる」と述べている。

（１１－１月・第４四半期）
・１株利益：0.54ドル（予想：0.51ドル）
・売上高：16億ドル、4.7％減（予想：16億ドル）
・粗利益率：37.3％（予想：36.7％）
・在庫：-1％
・総店舗数：1172店（予想：1191店）
・AEブランド店舗数：829店（予想：835店）
・期首連結店舗数：1186店（予想：1188店）

（２－４月・第１四半期見通し）
・売上高：1桁台半ばの減収
・営業利益：2000万～2500万ドル（予想：8240万ドル）
・粗利益率：前年比低下

（通期見通し）
・売上高：1桁台前半の減収
・粗利益率：前年比低下
・資本支出：3億ドル（予想：2.32億ドル）

【企業概要】
　米国内及び世界で自社の販売店、オンラインサイト、アウトレット店舗、フランチャイズ店舗等を通して、流行に敏感な世代向けにアパレル用品を販売する。紳士・婦人・子供服や、バッグ等のアクセサリー、フレグランス等の高品質な製品を取り扱い、手頃な価格で販売する。　

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース