（NY時間09:46）（日本時間23:46）
ズーム・コミュニケーションズ<ZM>　73.66（-7.44　-9.17%）

　ズーム・コミュニケーション<ZM>が下落。前日引け後に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益は予想を上回った。フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）も予想を上回っている。ただ、株価は冴えない反応。第１四半期と通期のガイダンスが予想を下回ったことが嫌気されている模様。

　アナリストは「第１四半期および２６年度通期の売上高見通しの出だしがまちまちだった。同社にはいくつかの有望な新サービスがあり注目を集めているが、これらのサービスは会議事業の伸び悩みを相殺するほどの十分な売上をまだ生み出していない」と述べている。

（１１－１月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：1.41ドル（予想：1.31ドル）
・売上高：11.8億ドル　3.3％増（予想：11.8億ドル）
　　　企業向け：7.68億ドル（予想：7.04億ドル）
　　　オンライン：4.77億ドル（予想：4.78億ドル）
・FCF：4.16億ドル（予想：2.46億ドル）
・企業顧客数：19万2600件（予想：19万3600件）
・過去12カ月の売上高10万ドル以上の顧客数：4088件（予想：4074件）

（２－４月・第１四半期見通し）
・１株利益（調整後）：1.29～1.31ドル（予想：1.31ドル）
・売上高：11.6～11.7億ドル（予想：11.7億ドル）
・営業利益：4.40～4.45億ドル（予想：4.53億ドル）

（２６年度通期見通し）
・１株利益（調整後）：5.34～5.37ドル（予想：5.37ドル）
・売上高：47.9～48.0億ドル（予想：48.1億ドル）
・営業利益：18.5～18.6億ドル（予想：18.5億ドル）
・FCF：16.8～17.2億ドル（予想：16.2億ドル）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース