NYダウ (10日終値)
39,512.84
+125.08
0.31%
S&P500 (10日終値)
5,222.68
+8.60
0.16%
ナスダック (10日終値)
16,340.86
-5.40
-0.04%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  ウェルズ・ファーゴ【WFC】
  •  >  ニュース
  •  >  株価指数先物【寄り前】 短期的なショートの動きが警戒されやすい
  • ウェルズ・ファーゴ【WFC】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    WFC
    ウェルズ・ファーゴ
    $61.89
    前日比
    +0.61 (+1.00%)
    NY時間
    10日 16:00
    日本時間
    11日 05:00
    $61.84
    -0.05 (-0.08%)
    10日 19:59
    11日 08:59
    PER
    12.8
    PBR
    1.18
    利回り
    2.10%
    比較される銘柄
    BK C GS JPM BAC
    時価総額 2,141億9,921万ドル

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2023年10月16日 8時03分

    株価指数先物【寄り前】 短期的なショートの動きが警戒されやすい


    大阪12月限ナイトセッション
    日経225先物 31880 -370 (-1.14%)
    TOPIX先物 2288.5 -17.0 (-0.73%)
    シカゴ日経平均先物 31885 -365
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     13日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500ナスダックは下落。JPモルガン・チェース<JPM>やウェルズ・ファーゴ<WFC>の予想を上回る決算が好感され、金融株主導で買いが先行した。しかし、中東情勢の緊迫化を受けてNY原油先物が大幅に上昇。10月のミシガン大消費者態度指数では、1年先のインフレ期待が予想を上回ったことでインフレ懸念が再燃した。一時300ドルを超える上昇を見せたNYダウは上げ幅を縮め、ナスダックは続落となった。S&P500業種別指数はエネルギー、ヘルスケア機器・サービス、保険が上昇した一方で、自動車・同部品、半導体・同製造装置、メディアが下落した。

     シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比365円安の3万1885円だった。日経225先物(12月限)は日中比70円高の3万2320円で始まり、直後に付けた3万2340円を高値に軟化し、ほどなくして下落に転じた。米国市場の取引開始直後に3万2270円とプラスに転じる場面も見られたが買いは続かず、終盤にかけて一時3万1850円まで下落幅を広げ、3万1880円とナイトセッションの安値圏で取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まりそうだ。25日、75日移動平均線が位置する3万2120円~3万2220円水準をキープできず、節目の3万2000円を割り込んだことで、センチメントを冷ます格好になりそうだ。先週の大幅な上昇に対する反動安が意識されてくる可能性があり、ボリンジャーバンドの-1σが位置する3万1450円辺りを短期的なターゲットとしたショートの動きが警戒されよう。

     米国市場ではJPモルガン・チェースが決算評価から一時5.0%ほど上昇したものの、終値は1.5%高と上げ幅を縮めていた。中東情勢を巡る緊張が一段と高まっており、業績相場に移行しづらい需給状況と考えられ、NY原油先物の上昇を受けたインフレへの警戒感が積極的な売買を手控えさせそうである。

     そのため、持ち高調整に伴うリバランスが継続することになりそうだ。オプション権利行使価格の3万1875円を中心とした3万1500円から3万2250円辺りのレンジ推移を想定する。3万2000円に接近しても上値の重さが意識される局面では、短期的なショートが入りやすいだろう。一方で、早い段階で3万2000円をクリアしてくるようなら、短期的なロング対応としつつ、ボリンジャーバンドの-1σ接近ではショートに切り替えたい。また、ナイトセッションの終値近辺での膠着となれば、-2σ水準を意識したショートに向かわせそうだ。

     VIX指数は19.32(前日は16.69)に上昇した。一時20.78まで切り上がる場面も見られており、10月4日に付けた戻り高値20.88に迫ってきた。52週線が位置する15.44を上回ってきたこともあり、VIX指数の上昇を狙った動きが入りやすくなっただろう。

     なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で13.98倍に上昇し、一時14.01倍まで切り上げ、8月末以来の水準を回復した。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが売られやすく、先週の上昇に対する反動が意識されやすい。ただし、14.05倍前後で推移する75日、200日線を捉えてくるようだと、NTショートの巻き戻しが強まる可能性がある。持ち高調整が意識されやすいなか、結果的にはこれまで積み上げていたバリュー株のポジションを圧縮し、グロース株を買い戻す動きに向かわせることも想定しておきたい。

    株探ニュース