2025年3月3日 15時33分
<動意株・3日>(大引け)=CEHD、洋缶HD、大氣社など
CEホールディングス<4320>=大幅反発で昨年来高値にらむ。2月28日の取引終了後、3月中間期連結業績予想について、売上高を81億円から92億円(前年同期比14.0%増)へ、営業利益を7億8000万円から11億円(同48.4%増)へ、純利益を4億1000万円から6億1000万円(同64.4%増)へ上方修正した。主力製品である電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」の受注が期初の計画よりも増加したことに加えて、第3四半期以降に売り上げを予定していた諸物件で稼働の前倒しなどがあることが要因としている。
東洋製罐グループホールディングス<5901>=上げ足強め3連騰。前週末2月28日の取引終了後、取得総数1600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の9.9%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。取得期間は3月3日から2026年2月27日まで。また、25年3月7日に自己株式1270万株を消却する。あわせて同社はグループの東洋製罐が保有するミャンマー法人の株式を、大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬に全て売却すると発表。また、北米での子会社からの配当金の減少などを理由に、25年3月期単体の売上高と経常・最終利益予想の引き下げを発表した。連結業績予想は据え置いた。
大氣社<1979>=4日ぶり急反発。SMBC日興証券が前週末2月28日、大気社の投資評価を「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は5450円から5550円に増額修正している。完成工事総利益率が向上し、従来の想定よりも事業環境は良好と評価したうえで、26年3月期を初年度とする新中期経営計画では株主還元の充実が期待されると指摘。新中計ではROE(自己資本利益率)の目標とともに、DOE(株主資本配当率)の目標も引き上げられる可能性があるとの見方を示した。同証券は大気社の26年3月期純利益予想をこれまでの118億円から120億円に増額している。
ハピネット<7552>=強含む。3日、米パラマウント・グローバル<PARA>の子会社であるパラマウント・ピクチャーズ インターナショナルがビデオグラム化権を保有する全作品について、ハピネット子会社のハピネット・メディアマーケティングが、映像パッケージの制作及び販売を行う包括ライセンス契約を締結することで合意したと発表。収益貢献を期待した買いを誘ったようだ。映像パッケージの制作・販売は7月1日より開始する。あわせてワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>傘下のワーナー ブラザース ジャパンがビデオグラム化権を持つ一部作品に関しても、ハピネット・メディアマーケティングが映像パッケージの制作及び販売を行う包括ライセンス契約を締結することで合意したと開示している。
さくらケーシーエス<4761>=急伸。目先5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、中長期トレンドでも底値圏でのもみ合いが続いていたことで、値ごろ感からの追随買いを誘っている。三井住友銀行系列で金融向けや自治体向けなどを中心に実績を重ねる古参企業だが、システムの企画・開発及び高度なセキュリティーを強みとするデータセンターを主力展開している。前週末2月28日取引終了後に25年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の12億円から14億1000万円(前期比25%増)に増額した。好業績を背景に年間配当も上方修正し従来計画の24円から28円に4円上乗せしており、前期実績比でも4円の増配となる。更に神戸市に新データセンターを開設することも併せて発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となっている。
ラクーンホールディングス<3031>=切り返し急で新高値。衣料品や雑貨のECサイト運営を主軸に、掛け売り決済代行や売掛債権保証、家賃保証などのフィナンシャル事業も手掛けるが、業績は会社側の想定を上回って推移している。EC事業が大幅な利益成長をみせているほか、フィナンシャル事業もコスト抑制効果が反映され収益拡大が顕著だ。前週末2月28日取引終了後に25年4月期の業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の7億円から8億3000万円(前期比2.6倍)に増額した。更に年間配当も従来計画の20円から22円(前期実績は14円)としており、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
東洋製罐グループホールディングス<5901>=上げ足強め3連騰。前週末2月28日の取引終了後、取得総数1600万株(自己株式を除く発行済み株式総数の9.9%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これを材料視した買いが入ったようだ。取得期間は3月3日から2026年2月27日まで。また、25年3月7日に自己株式1270万株を消却する。あわせて同社はグループの東洋製罐が保有するミャンマー法人の株式を、大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬に全て売却すると発表。また、北米での子会社からの配当金の減少などを理由に、25年3月期単体の売上高と経常・最終利益予想の引き下げを発表した。連結業績予想は据え置いた。
大氣社<1979>=4日ぶり急反発。SMBC日興証券が前週末2月28日、大気社の投資評価を「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は5450円から5550円に増額修正している。完成工事総利益率が向上し、従来の想定よりも事業環境は良好と評価したうえで、26年3月期を初年度とする新中期経営計画では株主還元の充実が期待されると指摘。新中計ではROE(自己資本利益率)の目標とともに、DOE(株主資本配当率)の目標も引き上げられる可能性があるとの見方を示した。同証券は大気社の26年3月期純利益予想をこれまでの118億円から120億円に増額している。
ハピネット<7552>=強含む。3日、米パラマウント・グローバル<PARA>の子会社であるパラマウント・ピクチャーズ インターナショナルがビデオグラム化権を保有する全作品について、ハピネット子会社のハピネット・メディアマーケティングが、映像パッケージの制作及び販売を行う包括ライセンス契約を締結することで合意したと発表。収益貢献を期待した買いを誘ったようだ。映像パッケージの制作・販売は7月1日より開始する。あわせてワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>傘下のワーナー ブラザース ジャパンがビデオグラム化権を持つ一部作品に関しても、ハピネット・メディアマーケティングが映像パッケージの制作及び販売を行う包括ライセンス契約を締結することで合意したと開示している。
さくらケーシーエス<4761>=急伸。目先5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、中長期トレンドでも底値圏でのもみ合いが続いていたことで、値ごろ感からの追随買いを誘っている。三井住友銀行系列で金融向けや自治体向けなどを中心に実績を重ねる古参企業だが、システムの企画・開発及び高度なセキュリティーを強みとするデータセンターを主力展開している。前週末2月28日取引終了後に25年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の12億円から14億1000万円(前期比25%増)に増額した。好業績を背景に年間配当も上方修正し従来計画の24円から28円に4円上乗せしており、前期実績比でも4円の増配となる。更に神戸市に新データセンターを開設することも併せて発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となっている。
ラクーンホールディングス<3031>=切り返し急で新高値。衣料品や雑貨のECサイト運営を主軸に、掛け売り決済代行や売掛債権保証、家賃保証などのフィナンシャル事業も手掛けるが、業績は会社側の想定を上回って推移している。EC事業が大幅な利益成長をみせているほか、フィナンシャル事業もコスト抑制効果が反映され収益拡大が顕著だ。前週末2月28日取引終了後に25年4月期の業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の7億円から8億3000万円(前期比2.6倍)に増額した。更に年間配当も従来計画の20円から22円(前期実績は14円)としており、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS