NYダウ (31日終値)
41,763.46
-378.08
-0.90%
S&P500 (31日終値)
5,705.45
-108.22
-1.87%
ナスダック総合 (31日終値)
18,095.15
-512.78
-2.76%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】
  •  >  ニュース
  •  >  株価指数先物【寄り前】 戻り待ち狙いのショートから押し目狙いのロングへ
  • ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    VZ
    ベライゾン・コミュニケーションズ
    $42.13
    前日比
    +0.85 (+2.06%)
    NY時間
    31日 16:00
    日本時間
    01日 05:00
    $42.16
    +0.03 (+0.07%)
    31日 18:28
    01日 07:28
    PER
    17.7
    PSR
    1.33
    利回り
    6.27%
    時価総額 1,774億7,784万ドル
    PER・PSRについて

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2023年10月25日 8時12分

    株価指数先物【寄り前】 戻り待ち狙いのショートから押し目狙いのロングへ

    大阪12月限ナイトセッション
    日経225先物 31260 +110 (+0.35%)
    TOPIX先物 2250.0 +7.0 (+0.31%)
    シカゴ日経平均先物 31255 +105
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     24日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。予想を上回る決算を発表したベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が9%、スリーエム<3M>が5%を超す上昇をみせ、ハイテク企業を中心に決算期待の先回り買いが広がった。中東情勢を巡る警戒感が和らぎ、NY原油先物が続落したことも買いを誘ったようだ。また、米長期金利が4.8%台前半で落ち着いた動きをみせていたことも安心感につながった。

     10月の米総合購買担当者指数(PMI)は51に上昇し予想を上回った。金融引き締め長期化への懸念が重荷となる場面もあったが、この日は決算期待による物色が相場を押し上げた。S&P500業種別指数は電気通信サービス、公益事業、自動車・同部品が上昇した一方で、エネルギー、運輸、商業サービス・用品が下落した。

     シカゴ日経平均先物(12月限)清算値は、大阪比105円高の3万1255円だった。日経225先物(12月限)は日中比変わらずの3万1150円で始まり、一時3万910まで売られた。売り一巡後は緩やかなリバウンドをみせ、米国市場の取引開始直後には上昇に転じ、3万1280円まで買われた。買い一巡後は弱含んだものの3万1000円は割り込まず、終盤にかけてのリバウンドにより3万1290円まで上昇し、3万1260円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国では取引終了後に予想を上回る決算を発表したマイクロソフト<MSFT>が時間外取引で4%を超す上昇をみせていることも材料視されそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が意識されやすく、日経平均型優位の展開が見込まれる。

     昨日の日経225先物は一気にボリンジャーバンドの-2σまで下落した後に買い戻され、-1σ水準まで回復していた。ナイトセッションで-1σを上回って終えており、戻り売り狙いのショートが手控えられる半面、押し目狙いのロングが入りやすくなっただろう。本格化する決算発表のほか、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、積極的なロングは限られそうだが、-1σ辺りを支持線としたリバウンド狙いに向かわせそうだ。そのため、オプション権利行使価格の3万1250円を中心とした上下の権利行使価格である3万1000円から3万1500円のレンジを想定する。

     また、本日はKOKUSAI ELECTRIC <6525> が東証プライム市場に上場する。足元の半導体不況の先を見据えて、来年の回復見込みに目を向けた資金の流入が意識されやすい。同業の東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の刺激材料になる可能性がある。

     VIX指数は18.97(前日は20.37)に低下し、4営業日ぶりに20.00を下回った。25日移動平均線を上回る推移でトレンドは上向きではあるが、節目の20.00を下回ってきたことで、いったんはリスク選好に傾きそうだ。

     なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.88倍に上昇した。節目の14.00倍を回復した後は低下が継続していたが、支持線として意識されている25日線に接近したことで、テクニカル的な反発となった。マイクロソフトの時間外の上昇など米ハイテクが買われた流れを引き継ぎ、NTロングによるスプレッド狙いの動きが入りやすいとみられ、75日線が位置する14.00倍が意識されよう。

    株探ニュース