（NY時間12:45）（日本時間02:45）
ウーバー<UBER>　86.10（+2.41　+2.88%）

　配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>は自動運転車への取り組みを強化する中、米国外での無人ロボタクシーの提供地域をＵＡＥのアブダビへ拡大する。

　ウーバーのアプリ利用者は２６日から、アブダビの一部地域でウィーライド社の完全自動運転車両に乗れるようになる。今後は同市内でのサービスエリアの拡大も計画。

　ウーバーとウィーライドの両社は昨年１２月以来、アブダビで安全要員が同乗する自動運転車による乗車サービスを提供してきた。新サービスでは安全要員を乗せず、ウーバーにとって米国外で初めての完全無人の自動運転車運行となる。

　今回の動きは両社のパートナーシップ強化の一環で、今後数年でドバイや米国・中国以外の１５都市で完全自動運転車サービスを拡大する計画も含まれている。

　パートナーシップの下では、ウーバーが車両運行と利用者サポートを担当し、ウィーライド社が車両検査を担う。アブダビでのサービスは、単独事業として採算が合う水準に向け順調に進捗しているという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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