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    2025年2月15日 6時32分

    ダウ平均は反落 重要イベント目白押しの週も最高値水準を維持して終える=米国株概況

    NY株式14日(NY時間16:22)(日本時間06:22)
    ダウ平均   44546.08(-165.35 -0.37%)
    S&P500    6114.63(-0.44 -0.01%)
    ナスダック   20026.77(+81.13 +0.41%)
    CME日経平均先物 39120(大証終比:+10 +0.03%)

     きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。ただ、IT・ハイテク株は、メタ<META>が20連騰、アップル<AAPL>も5日続伸するなど底堅い推移も見られ、ナスダックは上昇した。

     本日は1月の米小売売上高が発表になっていたが、予想以上の減少となった。1月分は厳冬と山火事の影響が想定以上に個人消費に出たようだ。ただ、米株式市場の反応は売買交錯。インフレ懸念を幾分和らげる内容でもあり、米国債利回りも低下したが、FRBの姿勢に変化はないと見られたようだ。

     今週はインフレ指標やパウエル議長の議会証言、そしてトランプ大統領の相互関税の発表と重要イベントが目白押しの週となった。ウクライナ停戦交渉も浮上してきている。全体的に米株式市場にとってはネガティブな材料であったが、今週の米株式市場は週間ベースで上昇し、S&P500は最高値水準を維持して終えている。

     インフレ指標やパウエル議長の証言は想定通りに、FRBの利下げへの慎重姿勢を正当化する内容ではあったが、市場もかなり織り込んでいた面もあり、無難に通過した印象となっている。

     一方、トランプ関税については、貿易相手国に対して個別に交渉し、相互関税を課すことを提案。時期も早くても4月以降となっている。市場には、各国との交渉により最終的な影響は和らげられるのではないかという期待も出て、いくらか安心感を得ているようだ。段階的な課税という、当初市場に広まっていた楽観的見方に沿った内容とも受け止められているのかもしれない。

     これについて、米大手銀のストラテジストからは、「トランプ大統領はインフレ加速で、より穏やかな関税を採用せざるを得なくなる。そのため、市場にとって実際はポジティブな材料となる可能性がある」との見解も出ていた。
     また、今週の予想を上回るインフレ指標は「災い転じて福となす」なのかもしれない。「今後数カ月間、大統領は関税と移民政策において大きな変化ではなく小さな変化に留める必要がある。そうしなければ、第2のインフレの波を煽ることになるからだ」とも述べていた。

     半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が決算を受け下落。第2四半期のガイダンスで予想を下回る売上高見通しを示した。輸出規制が事業に悪影響を及ぼすとし、第2四半期の売上高見通しを控えめにしたとしている。

     民泊を中心とした旅行サイト運営のエアビー&ビー<ABNB>が大幅高。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高、グロスブッキングとも予想を上回った。今回の決算を受けて投資判断と目標株価を引き上げたアナリストもいる。

     ワクチンのモデルナ<MRNA>が決算を受け下落。1株損益の赤字は予想以上に膨らんだほか、通期のガイダンスでも予想を下回る売上高見通しを示している。ワクチン販売の低迷と予期せぬ製造契約のキャンセルに伴う費用を計上した。

     動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>が決算を受け大幅高。売上高が予想を上回ったほか、EBITDAが予想を上回った。プラットフォーム部門が予想以上に力強く、同社の成長減速懸念を和らげたようだ。

     ゲームソフト販売のゲームストップ<GME>が上昇。ビットコインやその他の仮想通貨への投資を検討していると伝わったことが買い手掛かり。

     P&G<PG>が下落しダウ平均を圧迫。アナリストが、同社の米国での短期的な不透明感から、今年度の既存事業売上高のガイダンスは恐らく「机上の空論」になると指摘したことに反応している模様。

     オンライン・スポーツカジノのドラフトキングス<DKNG>が決算を受け大幅高。1株利益、EBITDAとも予想を上回った。月間ユニークペイヤー数も予想以上の伸びを示している。通期のガイダンスでも売上高見通しを若干上方修正。アナリストは「予想ほど悪くない結果だった」と評している。

     企業向けデータ管理サービスを手掛けるインフォマティカ<INFA>が決算を受け急落。売上高は予想を下回った。ガイダンスに関しても、売上高は第1四半期、通期とも予想を下回る見通しを示している。第4四半期に予想外の逆風に直面したとも述べた。

     デル・テクノロジーズ<DELL>が上昇。マスク氏率いるxAI社にAI作業に最適化されたサーバーを販売すると伝わった。契約は50億ドル以上になり、最終段階にあるという。

     クラウド通信APIのトゥイリオ<TWLO>が決算を受け大幅安。1株利益が予想を下回ったほか、第1四半期のガイダンスでも予想を下回る1株利益の見通しを示した。通期については1月に示したガイダンスを維持した。最近の説明会で好調な見通しが発表されていたにもかかわらず、通期のガイダンスに改善が見られなかったことに落胆したようだ。

    アプライド<AMAT> 169.20(-15.07 -8.18%)
    エアビー&ビー<ABNB> 161.42(+20.38 +14.45%)
    ロク<ROKU> 99.07(+12.27 +14.14%)
    ゲームストップ<GME> 27.00(+0.66 +2.51%)
    P&G<PG> 162.89(-8.13 -4.75%)
    ドラフトキングス<DKNG> 53.49(+7.04 +15.16%)
    インフォマティカ<INFA> 19.75(-5.42 -21.53%)
    デル<DELL> 114.38(+4.12 +3.74%)
    トゥイリオ<TWLO> 125.17(-22.11 -15.01%)

    アップル<AAPL> 244.60(+3.07 +1.27%)
    マイクロソフト<MSFT> 408.43(-2.11 -0.51%)
    アマゾン<AMZN> 228.68(-1.69 -0.73%)
    アルファベットC<GOOG> 186.87(-1.01 -0.54%)
    テスラ<TSLA> 355.84(-0.10 -0.03%)
    メタ<META> 736.67(+8.11 +1.11%)
    AMD<AMD> 113.10(+1.29 +1.15%)
    エヌビディア<NVDA> 138.85(+3.56 +2.63%)
    イーライリリー<LLY> 844.27(-26.09 -3.00%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美