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    2025年11月5日 3時34分

    ノルウェージャン、決算受け大幅安 家族層の取り込みでイールドの伸びが予想下回る=米国株個別

    (NY時間13:29)(日本時間03:29)
    ノルウェージャン<NCLH> 18.87(-3.31 -14.92%)

     クルーズのノルウェージャン<NCLH>が大幅安。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。乗客数も予想を下回っている。通期のガイダンスも公表し、1株利益の見通しを上方修正したものの、EBITDAの見通しは維持した。

     また、第4四半期の1株利益の見通しが予想を下回ったことや、特に乗客1人あたり売上高にあたるネットイールドの伸びが予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている模様。

     同社は声明で「カリブ海航路への戦略的注力が奏功し、ファミリー層の需要が拡大。2026年には乗船率が2024年を上回る見込みだ」と述べている。家族層を多く取り込む戦略によって、乗客1人あたりの単価が希薄化している面もある。

     クルーズ需要自体は堅調で、米国では乗船者数が増加傾向にあり、2026年には4年連続で過去最高を更新する見込み。しかし、旅行者層の拡大により予算重視の顧客への対応が増え、イールドの押し下げ要因になっている。

     アナリストは「第4四半期にやや慎重姿勢を示している」と指摘したほか、ロイヤル・カリビアン<RCL>の慎重なトーンを反映させたのではとも述べた。また、ハリケーン「メリッサ」による混乱もマイナス要因になり得るとしている。


    (7-9月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):1.20ドル(予想:1.16ドル)
    ・売上高:29.4億ドル(予想:30.2億ドル)
    ・EBITDA(調整後):10.2億ドル 9.5%増(予想:10.2億ドル)
    ・乗船率:106.4%(予想:105.5%)
    ・旅客クルーズ日数:683万日(予想:676万日)
    ・乗客数:80万3270人(予想:82万4097人)
    ・純クルーズコスト:11.9億ドル(予想:12.0億ドル)

    (10-12月・第4四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.27ドル(予想:0.30ドル)
    ・EBITDA(調整後):5.55億ドル(予想:5.67億ドル)
    ・乗船率:約101.9%(予想:101.1%)
    ・ネットイールド:3.8~4.3%増(予想:4.6%増)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):約2.10ドル(従来:約2.05ドル)(予想:2.08ドル)
    ・EBITDA(調整後):約27.2億ドルを維持(予想:27.4億ドル)
    ・ネットイールド:2.4~2.5%増

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


    株探ニュース