（NY時間09:44）（日本時間23:44）
ビアサット<VSAT>　41.80（+5.99　+16.73%）

　衛星通信のビアサット<VSAT>が大幅高。先週末引け後に７－９月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想範囲内となった。ただ、ＥＢＩＴＤＡは予想を上回っている。通期の設備投資見通しは従来の見通しを維持した。

　同社は声明で「第２四半期の業績は、成長加速・強固なキャッシュ創出・低資本集約化へ向けた進捗を反映。ＶＳ－３・Ｆ２の打ち上げと、続くＶＳ－３・Ｆ３の打ち上げにより、グローバル容量の大幅な拡大が見込まれる。これら衛星のサービス投入により、多軌道戦略を推進し、魅力的な市場での高成長機会を長期的に支える見通しだ」と述べていた。

（７－９月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.09ドル（予想：0.09ドル）
・売上高：11.4億ドル　1.7％増（予想：11.5億ドル）
　　通信サービス：8.37億ドル（予想：8.19億ドル）
　　防衛・先端技術：3.04億ドル（予想：3.30億ドル）
・EBITDA（調整後）：3.85億ドル（予想：3.78億ドル）

（２６年度通期見通し）
・設備投資：約12億ドルを維持（予想：11.3億ドル）

【企業概要】
　世界の企業・消費者・軍事・政府関連市場向けに、通信技術・ネットワークに関する製品およびサービスを提供する。高速・高品質のブロードバンドソリューション・無線通信システム・軍事用戦術データリンクシステム・衛星通信製品・サイバーセキュリティ情報保護製品等を扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美


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