（NY時間09:55）（日本時間22:55）
スマーフィット<SW>　44.84（+0.57　+1.29%）

　段ボールなどの包装紙を手掛けるスマーフィット・ウエストロック<SW>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始した。目標株価は６０ドルに設定し、先週末終値よりも３５％高い水準。有意な有機的成長の可能性を理由に挙げている。

　低採算部門の整理、高コスト設備の閉鎖、商業戦略の改善によって、米国市場で大きな有機的成長が得られると指摘。また、米国の段ボール原紙価格は供給ひっ迫の見通しから２０２６年には上昇が予想されるとしている。これにより、同社のＥＢＩＴＤＡの増加、フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）の成長、そして同業他社に比べて割安なＥＶ／ＥＢＩＴＤＡ倍率の修正につながるとみているという。

【企業概要】
　欧州・北米・南米などにおいて、段ボールおよび消費者包装製品など、持続可能なパッケージングソリューションを提供する。段ボール・折りたたみ式カートン・板紙・袋紙・グラフィックペーパー・ソリッドボード・グラフィックボード・バッグインボックス・その他の多様なパッケージ製品を取り扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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