2024年3月26日 1時24分
ダウ平均は続落 3月期末を控えた調整売り続く ただ、株価指数は最高値圏=米国株序盤
NY株式25日(NY時間12:12)(日本時間01:12)
ダウ平均 39360.27(-115.63 -0.29%)
ナスダック 16401.93(-26.89 -0.16%)
CME日経平均先物 40250(大証終比:+140 +0.35%)
きょうの米株式市場でダウ平均は続落。ただ、株価指数は終値ベースで最高値を更新しており、3月期末を控えて調整売りが出ているようだ。ただ、今月のダウ平均は4万ドルの大台に接近し、他の株価指数も最高値を更新している。FRBの今年の利下げスケジュールを維持する最新の発言を行ったことや、投資家がバブルも指摘されているAI関連銘柄への買いを維持していることが要因となっている。
最新の週間米個人投資家協会のセンチメント調査によると、全体的な投資家心理は依然として過去の平均を上回っており、市場の根強い楽観主義を反映しているという。
アナリストは、1970年代以降のFRBの金利サイクルを検証した結果、投資家は現在のような、FRBが引き締めを停止し、まだ利下げに踏み切っていない期間よりも、最初の利下げの時により恐怖感を感じていることが明らかになったと指摘している。その検証結果からは、投資家はもうしばらく楽観的で居られるということのようだ。
今週は材料が少ないが、金曜日にFRBが重要視している2月のPCEデフレータが公表される。しかし、米株式市場はグッドフライデーの祝日で休場となり、米国債利回りの反応などから翌月曜日に反応が持ち越されることになりそうだ。
ユナイテッド航空<UAL>が下落。米連邦航空局(FAA)は、最近事故が相次いでいる同社の事業拡大を抑制するため、新規路線の追加を禁止するなどの厳しい措置を検討していると伝わった。
取引開始前にボーイング<BA>のカルフーンCEOが年内一杯で辞任すると表明した。株価は上昇の反応。
医療機器のマシモ<MASI>が上昇。先週末の引け後に、消費者向け事業の分割を検討すると発表したことが買い手掛かり。
医薬品のエスペリオン・セラピューティクス<ESPR>が大幅高。FDAが先週末に一次予防と二次予防の両方で心臓発作と心臓血管処置を予防する錠剤の適用拡大を承認した。
法律事務所などにリーガルソリューションを提供するCSディスコ<LAW>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は9ドルに設定。
スポーツ用品販売のフットロッカー<FL>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の28ドルから32ドルに引き上げた。
eコマースのビッグコマース<BIGC>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を7.50ドルに設定した。
ボーイング<BA> 191.42(+2.57 +1.36%)
ユナイテッド航空<UAL> 44.47(-2.00 -4.31%)
マシモ<MASI> 140.95(+6.02 +4.46%)
エスペリオン<ESPR> 2.68(+0.39 +17.03%)
CSディスコ<LAW> 7.39(-0.49 -6.22%)
フットロッカー<FL> 25.81(+1.42 +5.82%)
ビッグコマース<BIGC> 6.95(-0.33 -4.54%)
アップル<AAPL> 170.46(-1.82 -1.06%)
マイクロソフト<MSFT> 424.87(-3.87 -0.90%)
アマゾン<AMZN> 180.03(+1.16 +0.65%)
アルファベットC<GOOG> 150.59(-1.18 -0.78%)
テスラ<TSLA> 172.12(+1.29 +0.76%)
メタ<META> 505.40(-4.18 -0.82%)
AMD<AMD> 179.95(+0.30 +0.17%)
エヌビディア<NVDA> 949.99(+7.10 +0.75%)
イーライリリー<LLY> 773.07(+2.46 +0.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 39360.27(-115.63 -0.29%)
ナスダック 16401.93(-26.89 -0.16%)
CME日経平均先物 40250(大証終比:+140 +0.35%)
きょうの米株式市場でダウ平均は続落。ただ、株価指数は終値ベースで最高値を更新しており、3月期末を控えて調整売りが出ているようだ。ただ、今月のダウ平均は4万ドルの大台に接近し、他の株価指数も最高値を更新している。FRBの今年の利下げスケジュールを維持する最新の発言を行ったことや、投資家がバブルも指摘されているAI関連銘柄への買いを維持していることが要因となっている。
最新の週間米個人投資家協会のセンチメント調査によると、全体的な投資家心理は依然として過去の平均を上回っており、市場の根強い楽観主義を反映しているという。
アナリストは、1970年代以降のFRBの金利サイクルを検証した結果、投資家は現在のような、FRBが引き締めを停止し、まだ利下げに踏み切っていない期間よりも、最初の利下げの時により恐怖感を感じていることが明らかになったと指摘している。その検証結果からは、投資家はもうしばらく楽観的で居られるということのようだ。
今週は材料が少ないが、金曜日にFRBが重要視している2月のPCEデフレータが公表される。しかし、米株式市場はグッドフライデーの祝日で休場となり、米国債利回りの反応などから翌月曜日に反応が持ち越されることになりそうだ。
ユナイテッド航空<UAL>が下落。米連邦航空局(FAA)は、最近事故が相次いでいる同社の事業拡大を抑制するため、新規路線の追加を禁止するなどの厳しい措置を検討していると伝わった。
取引開始前にボーイング<BA>のカルフーンCEOが年内一杯で辞任すると表明した。株価は上昇の反応。
医療機器のマシモ<MASI>が上昇。先週末の引け後に、消費者向け事業の分割を検討すると発表したことが買い手掛かり。
医薬品のエスペリオン・セラピューティクス<ESPR>が大幅高。FDAが先週末に一次予防と二次予防の両方で心臓発作と心臓血管処置を予防する錠剤の適用拡大を承認した。
法律事務所などにリーガルソリューションを提供するCSディスコ<LAW>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は9ドルに設定。
スポーツ用品販売のフットロッカー<FL>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の28ドルから32ドルに引き上げた。
eコマースのビッグコマース<BIGC>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を7.50ドルに設定した。
ボーイング<BA> 191.42(+2.57 +1.36%)
ユナイテッド航空<UAL> 44.47(-2.00 -4.31%)
マシモ<MASI> 140.95(+6.02 +4.46%)
エスペリオン<ESPR> 2.68(+0.39 +17.03%)
CSディスコ<LAW> 7.39(-0.49 -6.22%)
フットロッカー<FL> 25.81(+1.42 +5.82%)
ビッグコマース<BIGC> 6.95(-0.33 -4.54%)
アップル<AAPL> 170.46(-1.82 -1.06%)
マイクロソフト<MSFT> 424.87(-3.87 -0.90%)
アマゾン<AMZN> 180.03(+1.16 +0.65%)
アルファベットC<GOOG> 150.59(-1.18 -0.78%)
テスラ<TSLA> 172.12(+1.29 +0.76%)
メタ<META> 505.40(-4.18 -0.82%)
AMD<AMD> 179.95(+0.30 +0.17%)
エヌビディア<NVDA> 949.99(+7.10 +0.75%)
イーライリリー<LLY> 773.07(+2.46 +0.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美